プロジェクトニュース 2023年05月
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チアシードについて2023年5月16日 17:00
チアシードってなに?
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チアシードってなに?
ゴマよりも小さな粒ですが、その力は「水とチアシードさえあれば生命を維持できる」という話が生まれるほど驚くほどの栄養価を秘めています。
体に良いと言われるオメガ3系脂肪酸、αリノレン酸を豊富に含み、シードとしてだけではなく「チアシードオイル」の原料にもなっています。
味は無味無臭ですが、水などの液体に入れると水分を吸収して10倍以上に膨らみ、ゼリー状になるという大きな特徴があり、そのプチプチ、プルプルした食感から、ドリンクやスムージー、デザートなどのアクセントとして楽しまれ、「ほんの一匙で栄養満点!」と人気の食材です。
チアシードの効果
効果1 血圧コントロール効果
チアシードにはオメガ3脂肪酸であるα―リノレン酸が豊富に含まれています。α―リノレン酸は、血栓予防や中性脂肪値を低下させる働きがあります。
血液をさらさらにし、高血圧患者の血圧を大幅に下げる効果が確認されます。
効果2 血糖コントロール効果
チアシードに含まれるグルコマンナンは、食後血糖値を低下させます。血糖値の低下により、糖尿病に対する予防効果も期待されます。
効果3 腸内環境改善効果
チアシードには、食物繊維が豊富に含まれています。その中のひとつグルコマンナンは、消化酵素で消化できずさらに水を吸って膨れるため、便のかさを増やして便秘解消に役立ったり、腸内の有害物資を排出したりする効果があるとされています。
チアシードの栄養とカロリー
α-リノレン酸
オメガ3脂肪酸のひとつ、α-リノレン酸が豊富に含まれています。
体内でつくることができず、食品から摂る必要のある必須脂肪酸と呼ばれるもので、血液中の中性脂肪値を低下させたり、アレルギーや炎症を抑える働きがあります。
食物繊維
チアシードは、1/3を食物繊維が占める優秀な食物繊維供給源です。
中でも特徴的なのがこんにゃくにも含まれる「グルコマンナン」で、水分を含むと10倍以上に膨らむ性質がございます。
タンパク質
チアシードは、植物としては群を抜いてたんぱく質含有量が多い食材のひとつです。
動物性たんぱく質を摂取しない方にもおすすめ食材です。
カルシウム
チアシードは、カルシウムも多く100gあたり631mg含まれていて、その含有量は乳製品以上ともいわれています。毎日100gのチアシードを食べるのは難しいですが、少しづつ取り入れ不足しがちなカルシウムを補うことができます。
そのほか、ビタミンA、B1、B2、B3、B9、C,E、鉄やマグネシウム、リン、カリウム、亜鉛など、さまざまな栄養素を含んでいます。
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トマトについて2023年5月16日 16:51
熊本のトマトについて
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知って欲しい熊本のトマト
熊本県は、全国でもダントツの生産量を誇るトマト大国です。
そのカギは、山あり海ありの多彩な地形にあります。
温暖な海沿いでは秋から春にかけて、涼しい高原では夏から秋にかけて栽培が可能なのです。
有名なのは、八代市を中心に海に面した土地、干拓地などの塩分濃度が高い土地で栽培されることで甘味が凝縮された特別な甘味をもった塩トマトです。
糖度が最低でも8度以上のもの。フルーツトマトともいわれる甘さです。
塩トマトは果皮も分厚く普通のトマトと比べると歯ごたえがあり、甘味だけでなくしっかりとした酸味もポイントです。
田口農園のトマト
当農園も有明海のすぐそばにて栽培しています。干拓地でありもともとは海でした!
塩トマトではないのですが、ミネラルたっぷりの土壌、有明海から吹く潮風を受けて、旨味と酸味のバランスが良好な美味しいトマトが育ちます。
産地であるが故に少しの傷や割れが売り物のならず、廃棄トマトが大量に発生しております。
こうして「まだ食べられるミニトマト」の高付加価値化も自ら実践し、6次産業化への取り組みを進めています。
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トマトについて2023年5月16日 16:46
トマトの効能
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トマトは、低カロリーでさまざまな栄養成分が豊富な健康野菜です。
栄養成分
・美肌効果や風邪予防に役立つビタミンC
・老化を抑制するビタミンE
・塩分の排出を助けるカリウム
・腸内環境を整える食物繊維
更に注目されているのが、カロテノイドの仲間であるリコピンです。
リコピンとは、植物などに含まれる赤色やオレンジ色の色素成分カロテノイドのひとつ。
βーカロテンなどの仲間です。
カロテノイドの中でも抗酸化作用が高く、効能は、同じ抗酸化作用を持つビタミンEの100倍以上です。
私たちは、酸素がなければ生きていけませんが、酸素には細胞を酸化させ、老化や動脈硬化、がんなどの生活習慣病を引き起こす作用があることが分かってきたので、抗酸化作用を持つリコピンに健康や美容の面からもさまざまな効能が期待されています。
「リコピン」を上手にとるには
リコピンをはじめとするカロテノイドの吸収性は、生野菜からは非常に低く、同じ量を摂取したとしても、生のトマトより加工品の方が2~3倍もリコピンを吸収しやすいことが明らかにされています。
また、油を使った料理でも比較的に熱に強い性質を持っているリコピンの吸収性は高まります。
リコピンを効率的かつ十分にとるには生のトマトだけに頼らず、トマト加工品を利用するのが賢い方法と言えそうです。
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