運用中 エシカルくまもとあか牛ファンド
熊本・阿蘇から赤身と旨みの褐毛和牛を持続可能に供給したい!
ファンド対象事業
本ファンドの対象事業は、営業者が行う以下の通りです。エシカルくまもとあか牛プロジェクトにおけるくまもとあか牛販売事業
当該事業の売上金額に基づいて分配を行います。
資金使途
募集する資金は、以下のとおり使用いたします。エシカルくまもとあか牛全頭買取に必要な契約金 45,000,000円
※本ファンドにて11,250,000円の募集を目指し、残額については別ファンドにて調達を予定しております。
事業計画および分配スケジュール
今後の事業計画は以下のとおりです。ただし、営業者及び取扱者は、本匿名組合事業の売上金額として、本事業計画の売上金額を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
事業計画の実現に向けて
営業者はこれまでも、首都圏のデパートやホテルにて「あか牛」をテーマにしたフェア等を行って参りました。また、購入型クラウドファンディングにより、一流レストランの味を消費者へ直接届けるプロジェクト等、あか牛の販路拡大に関する研究を行っております。
フェア実績
・インターコンチネンタル東京ベイ 「あか牛フェア」
今後は以下の施策の実施を進めることで、事業計画の達成を図ります。
a. エシカル販路開拓による市場拡大
食と気象変動に関する啓発活動団体(Quisine)や宿泊及び飲食関連企業などと連携したエシカル消費のライフスタイル提案と啓発活動を行い、エシカルくまもとあか牛の消費推進を行います。
また、国内外の飲食チェーンを中心として産直販路開拓を推進します。
エシカルに拘った「エシカルふるさと小包」により家庭へあか牛をお届けする事業を実施予定です。
b. ホテル・レストランと連携したプロデュース商品の販売
ECサイトの内容を充実させることで全国に向けた販売強化を行います。
c. 都心店舗での販売イベント開催
調理方法の紹介をかねて試食販売会を開催する予定です。
分配計算式について
匿名組合員への1口あたりの分配金額は、以下の算出式に基づいて計算されます。なお、1口あたりの分配金に円未満の端数が生じた場合は、端数を切り捨てて算定いたします。
リクープ前(損益分岐点売上到達前)
リクープ前売上金額(税抜)×7.5000%÷375 口×1 口
リクープ後(累計売上金額(税抜)が 175,122,000 円以下の 場合)
リクープ売上金額(税抜)×7.5000%÷375 口×1 口+(リクー プ後売上金額(税抜)-リクープ売上金額(税抜))×5.3750%÷ 375 口×1 口
リクープ後(累計売上金額(税抜)が 175,122,000 円を超え る場合)
リクープ売上金額(税抜)×7.5000%÷375 口×1 口+ (175,122,000 円(税抜)-リクープ売上金額(税抜))×5.3750% ÷375 口×1 口+(リクープ後売上金額(税抜)-175,122,000 円(税抜))×2.5000%÷375 口×1 口
金銭による分配金額のシミュレーション
本匿名組合契約における金銭による分配金額のシミュレーションは以下のとおりです。なお、シミュレーションの目的は、本匿名組合事業の売上に応じた分配金額を予想することにあります。
したがって、売上を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
(1口30,000円の出資の場合)
(注1)匿名組合員に対する出資1口あたり分配金額は、上記に記載の算出式に基づいて計算されます。
(注2) 表中の償還率は、次の算出式によって計算される全会計期間に係る1口あたり分配金額の合計額を基にした償還率であって、年率ではありません。
1口30,000円の出資金に対し、1口分配金額が30,000円となる時点を償還率100%としています。
匿名組合員に対する出資金1口あたり分配金額/30,000円
(注3) 匿名組合員への損益の分配について、利益が生じた場合は当該利益の額に対して20.42%(復興特別所得税0.42%を含みます。)の源泉税徴収が行われます。
なお、将来税率が変更された場合には、変更後の税率により計算が行われます。
また、利益とは、匿名組合員に対する分配金額が出資金額を超過した場合における当該超過額をいいます。
したがって、匿名組合員に対する分配が行われても、利益が生じるまでは源泉徴収は行われません。
匿名組合契約「エシカルくまもとあか牛ファンド」の締結については、以下のようなリスクがあります。
1. 債務超過のリスク
営業者は募集開始日の直前期における決算書上、債務超過ではありませんが、今後、債務超過に陥った場合には、次のような不利益を被るリスクがあります。まず、債務超過の営業者は新規の借入ができない可能性があります。また、取引先との取引継続に支障が生じる可能性があります。次に、債務超過は、営業者の破産、民事再生、会社更生又は特別清算等の各手続きの開始原因であり、営業者についてこれらの手続きの申立てがあると、本匿名組合契約は直ちに終了します。さらに、債務超過の場合、営業者の資産に対して債権者による仮差押命令が発令される可能性が高くなります。仮差押命令が発令された場合、取引先との取引に支障が生じたり、金融機関からの借入等に関して、期限の利益が喪失する等により、支払不能となり事業継続に支障をきたす可能性があります。また、仮差押命令が発令されると、本匿名組合契約は直ちに終了します。いずれの場合にも、出資金の全部が返還されないリスクがあります。
2. 営業者の倒産に関するリスク
今後の事業の状況如何によっては、営業者が支払不能に陥り、又は営業者に対して破産、会社更生、民事再生などの各種法的倒産手続きの申立てがなされる可能性等があり、これらに該当することとなった場合には、本匿名組合事業における売上金額により分配金額が発生していたとしても、本匿名組合契約に基づく分配金額の支払い、各分配日において分配金額の上限を超過し翌分配日以降まで繰越留保されている分配金の支払い、又は出資金の返還が行われないリスクがあります。匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権(出資金返還請求権及び利益分配請求権をいいます。以下同じです。)には、何ら担保が付されていません。また、営業者が破産等の法的倒産手続きに移行した場合には、匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権は、他の優先する債権に劣後して取り扱われます。そのため、法的倒産手続きの中で、他の優先する債権については支払いがなされ、回収が図られた場合であっても、匿名組合員が有する支払請求権については一切支払いがなされないリスクもあります。さらに、リクープが実現できなかった場合において、残存在庫が存在していても、他の債権者への現物弁済その他の理由により現物分配が行われないリスクがあります。
3. 資金調達のリスク
営業者は本匿名組合事業の必要資金を本匿名組合契約による出資金でまかなう計画です。したがって、本匿名組合契約での資金調達が滞る場合、事業計画通りに本匿名組合事業を開始することができないリスク及び事業計画の売上規模が縮小するリスクがあります。なお、本匿名組合契約での資金調達の状況により、金融機関からの借入やリース契約等で資金調達を行い、本匿名組合事業を開始する可能性があります。
4. 経営陣の不測の事態に係るリスク
本匿名組合事業について、経営陣に不測の事態(病気・事故・犯罪に巻き込まれる等)が生じることにより、本匿名組合事業の運営に重大な影響を及ぼす可能性があります。当該リスクに対しまして、本匿名組合契約では各種保険等によるリスク・ヘッジを行いません。
5. 大地震・大津波等の自然災害のリスク
大きな地震や津波、台風等の自然災害等に起因する要因により、事業の継続に悪影響を及ぼすリスクがあります。
6. 風評被害によるリスク
伝染病、放射能汚染等その他の理由により、風評被害を受けるリスクがあります。
7. 許認可等に関するリスク
本匿名組合事業の実施にあたっては、関連する許認可が必要となる可能性があります。営業者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、その後かかる許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。
8. 訴訟等に関するリスク
営業者の事業活動において、製造物責任、環境保全、労務問題、取引先等との見解の相違等により訴訟を提起される、又は訴訟を提起する場合があり、その動向によっては営業者の事業に悪影響を及ぼすリスクがあります。また、訴訟等が行われることにより、営業者の社会的信用等に悪影響を及ぼすリスクがあります。
9. 本匿名組合契約未成立のリスク
取扱者が営業者に対して出資金を送金する前に、本匿名組合契約が終了した場合、本匿名組合契約は遡って未成立とみなします。この場合、既に支払われた出資金は速やかに返還しますが、利益の分配を受けることはできません。その際、当該出資金の返還にかかる振込手数料については申込者にご負担いただきます。
10. 生産に関するリスク
本匿名組合事業の商品の生産については、原料の調達状況、設備の稼働状況、不慮の事故、天災・伝染病その他の不可抗力等により、想定を大幅に下回る可能性があります。この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
11. 販売に関するリスク
本匿名組合事業で販売する商品については、営業者の判断の下で販売されますが、販売時の景気動向、市場の需給状況、天災・伝染病その他の不可抗力等により、予定単価及び予定量を大幅に下回る可能性があります。この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
12. 食中毒が生じるリスク
本匿名組合事業において食中毒が発生し、営業停止等の措置がとられ、営業活動ができないリスクがあります。また、食中毒が生じた場合、その後の営業者の事業に著しい悪影響を及ぼすリスクがあります。
13. 新商品に関するリスク
本匿名組合事業には新商品の生産及び販売が含まれます。当該新商品については、商品の研究開発スケジュールの進捗状況や研究過程における不慮の事故等により、開発が失敗に終わり、商品化できないリスクがあります。また、新商品の生産及び販売の体制構築、販路の拡大等に予想外のコストや時間を要する可能性があります。これらの結果、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
14. 新規事業に関するリスク
本匿名組合事業には新規事業が含まれており、商品の安定的な確保、販路の獲得や販売体制の整備等の運営体制の構築に予想外のコストや時間を要する可能性があり、その結果、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
15. 特典の進呈に関するリスク
営業者は匿名組合員に対し、特典の進呈を行うことを予定しておりますが、事情により特典の進呈を行うことができない、又は、変更するリスクがあります。
16. 事実の調査に関するリスク
取扱者が行う事実の調査は、取扱者独自の水準に基づき実施される調査であり、また、入手資料及び営業者への質問の回答について、すべて真実であることを前提としておりますが、事実の調査が誤るリスクがあります。また、取扱者の事実の調査に基づくファンド組成の判断は、匿名組合員への分配金額や出資金の返還を保証するものではなく、営業者の事業計画や、営業者が破産等しないことを保証するものではないことにくれぐれもご留意下さい。
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あか牛の生産に限りがあるため、特別販売時はメールにてお知らせする予定です。
コクがあり上質な赤身が特徴の褐毛和牛「くまもとあか牛」。
熊本県で古くから育てられつつ近年生産数が減少し、国内の和牛に占める頭数割合が1.2%という希少な牛になっています。
「オークツ株式会社」は産学官連携による「くまもとあか牛プロジェクト」の運営を支援しながら阿蘇近郊の肥育農家と協力し、生産から小売まで一気通貫の「全量トレーサビリティ」を実現した透明性の高い新たな和牛流通モデルの構築にチャレンジします。
また、現在牛の消費を取り巻く環境は、近年のエシカル(人・地球・社会にやさしい取組)ニーズの増大により大きく変化しており、より肥育における配慮が求められています。本ファンドは、この”エシカルなあか牛”の研究と肥育にかかる費用を募集するものです。
出資者の皆様には特典として、希少なあか牛を実際にご家庭で楽しんでいただける特別な購入割引券を発行いたします。
ご出資いただいた資金は、「くまもとあか牛プロジェクトにおける運転資金」として使用し、出資者の皆様には「くまもとあか牛の売上高」に連動した分配を行います。
また、ご出資口数に応じた割引特典をご利用いただけます。
次世代型の”エシカル”な畜産を通じ、生産者の金銭的な負担を抑えながら持続可能な地域発展を目指す新たな挑戦に、皆様からの応援をお待ちしております。
■ご確認ください■
本ファンドは、ミュージックセキュリティーズ株式会社が取扱者として募集する「熊本・阿蘇から赤身と旨みの褐毛和牛を持続可能に供給したい」と合わせて11,250,000円の募集を計画しております。2つのファンドの合計出資額が当該金額に達した場合、募集を終了いたします。
このため、本ファンドの「集まっている金額」は、2つのファンドの合計額となるよう随時情報を更新しております。
また、11,250,000円を超えてお申し込みがあった場合、お申し込みのキャンセルをさせていただくことがございます。この場合には、メールにてお知らせいたします。何卒ご了承をお願いいたします。
目次
事業概要 |
多くが「熊本県産」のあか牛とは |
画期的な「全量」管理で、生産から流通まで一括運営 |
時代の潮流「エシカルな和牛の生産※」にいち早く対応 |
南阿蘇村「大草原が育む食と自然のエシカルビレッジ」構想との連携 |
特典で割引購入が可能。特設サイトで購入できる「くまもとあか牛」のポイント |
産学官金のプロジェクト支援体制 |
本事業を通じて生産する商品について |
事業概要
日本の固有種とされる和牛4種のうちの1つ「あか牛(褐毛和種)」。本ファンド対象事業は、皆様にご出資いただいた資金は主にエシカルくまもとあか牛の育成に必要な子牛の買取に活用させていただきます。
くまもとあか牛の生産を資金面で支援しつつ、安定的な供給と消費体制を確立することで、持続可能な畜産業と黒毛和牛だけでなく、褐毛和牛なども含む多様な肉食文化の維持を目指す事を目的としています。
多くが「熊本県産」のあか牛とは
最近「霜降り」よりも「赤身」が美味しく感じる方へ
あか牛とは『褐毛和種』の和牛で、名前の通り褐色の体毛を持っています。
旨みのある赤身とサッパリとしながらコクがある脂が特徴で、最近霜降りが少し苦手になってきたという方にも好評のお牛です。
現在、市場の評価も高まっている「あか牛」ですが、日本国内の消費牛肉の内訳でもわずか0.36%、飼養頭数は2万3000頭(黒毛和牛は175万8000頭)と少なく、この20年間で半減しています。
これは、近年の脂肪交雑(サシ)を重視した和牛枝肉の格付けでは、霜降りの少ない赤身を特徴とする「あか牛」は等級※の評価がされにくいため、市場のニーズに反して農家が生産を減らしているためです。
※和牛の等級:歩留まりや脂の質・量等によって決められる格付け等級のこと。味の評価ではありません。
くまもとあか牛については、オークツが過去に行った購入プロジェクトにて詳しく紹介しています。ぜひこちらのページもご覧ください。
【熊本・阿蘇の希少な和牛、あか牛の生産支援】
画期的な「全量」管理で、生産から流通まで一括運営
これまで和牛は生産において全頭管理で牛の個体識別情報が活用されてきましたが、本事業ではさらに発展させ"部位別全量管理"を行う事で、子牛購入後の肥育過程の個体管理だけでなく、生産から流通販売までの一体的な管理を行います。
これにより、和牛投資への信頼性を高め、農家の生産に係る資金調達手段を多様化させるだけでなく、量的データを元に生産結果を確認することで、和牛自体の品質や生産技術の向上に役立てる予定です。
家畜生産を担う農家と熊本県畜産農業協同組合連合会、流通販売を行うオークツが連携した本事業ならでは特徴です。
時代の潮流「エシカルな和牛の生産※」にいち早く対応
※エシカルな和牛の生産とは:「人、社会、環境にやさしい」をテーマに産学間の連携を通じて実現する新たな畜産業のあり方。食の安全、健康、美味しさを重視する消費者のニーズに対応した和牛「くまもとあか牛」。そのさっぱりとしながらコクのある赤身の味は、年齢を問わずジューシーに味わうことが可能です。
今回、その美味しさだけでなく持続可能な畜産を目指して、エシカルな畜産業への転換に向けたチャレンジを開始します。
具体的にはメタンガス削減につながる飼料※の使用や動物福祉(アニマルウェルフェア)対応、ホルモン剤不使用などの牛個体識別番号をベースとした生産に関するトレーサビリティ情報の開示、農家見学会の開催など次世代の畜産についてネットとリアルを合わせた、体験納得型の消費提案を目指します。
※カシューナッツ殻液を含む飼料等などを活用することで牛のゲップに含まれる温室効果ガス(メタン)排出抑制について効果を確認する取組をスタートしています。
南阿蘇村「大草原が育む食と自然のエシカルビレッジ」構想との連携
デジタル田園都市国家構想交付金の採択を受けた、南阿蘇村の「大草原が育む食と自然のエシカルビレッジ」構想が進める阿蘇の草原再生に向けた活動に参加し、あか牛の放牧に必要な育成頭数の増加やメタンガス排出の少ない生体の研究などを進めて行きます。
また、全量管理における信頼性向上を目的として、農家での生育過程や、流通における トレーサビリティデータ記録を進め、デジタルを活用した可視化による「エシカルあか牛」としての付加価値向上に貢献していく予定です。
特典で割引購入が可能。特設サイトで購入できる「くまもとあか牛」のポイント
急速液体冷凍の技術を使い、年間を通じて安定的な供給を目指す
くまもとあか牛プロジェクトで実証を重ねてきた急速冷凍技術を活かした、部位毎に食べやすいサイズで提供するスタイルを中心に、宿泊施設、飲食店や消費者などへ熊本県畜産農業協同組合連合会直営のミートショップ「カウベル」からお届けする予定です。
くまもとあか牛をシェフと楽しく語らい食すイベントのご案内
熊本県南阿蘇での特別イベント(フェス)、産地ツアーなどへの優先ご招待(抽選・優先受付)や、ひらまつレストラン、インターコンチネンタル東京ベイ鉄板焼き「匠」などの連携先飲食店にて、料理・食事会企画をご案内いたします(費用は実費をご負担いただきます)。
シェフや生産関係者と一緒に美味しいくまもとあか牛や農産物の食べ方、料理法などをレクチャーします。時期など詳細が決まり次第ご案内いたしますので、ぜひご参加いただき、"くまもとあか牛"に触れてみてください。
産学官金のプロジェクト支援体制
2018年から続く「くまもとあか牛」の支援体制から誕生した本事業
熊本県を立会人として、2019年11月29日に慶慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(岸博幸研究室、以下KMD)と熊本県畜産農業協同組合連合会(以下、県畜連)、株式会社肥後銀行は産学官金の連携協定を締結、くまもとあか牛プロジェクトを開始。
熊本県南阿蘇村とKMD、県畜連が2022年7月13日に「阿蘇の草原を活かす、エシカルな農畜産業の創出」に向けた産学連携協定を締結。
2023年1月17日に南阿蘇村、「南阿蘇村 草原再生・あか牛復興プロジェクト」が発足。南阿蘇村、くまもとあか牛プロジェクトメンバーに加え、南阿蘇村商工会、みなみあそ観光局、東海大学九州キャンパス、くまもと阿蘇県民牧場、グローカル・クラウドファンディングなどと連携した本事業の支援体制をスタート。
本事業の協賛企業として出光興産株式会社から南阿蘇村へふるさと納税が実施されると共に、同社グループ企業である株式会社エス・ディー・エス バイオテックより牛由来のメタンガス削減に向けた研究開発に関する支援がスタート。
本事業を通じて生産する商品について
急速液体冷凍の技術を使い、年間を通じて安定的な供給を目指す
くまもとあか牛プロジェクトで実証を重ねてきた急速冷凍技術を活かした、部位毎に食べやすいサイズで提供するスタイルを中心に、宿泊施設、飲食店や消費者などへ提供する予定です。また、未活用部位についても、東海大学九州キャンパス、くまもと阿蘇県民牧場、ひらまつレストランとの連携事業などを通じて加工食品の開発を予定しています。▲解凍したらすぐに使える個包装
最後に
オークツ株式会社は地域活性を目的に活動している慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科岸博幸研究室のメンバーを中心に運営しており、他にも沖縄の道の駅(やんばるパイナップルの丘安波)の運営や産業の6次化支援、全国の伝統工芸、インバウンド観光、企業家教育など全国で様々なプロジェクトを運営しています。
本ファンドで生産するお肉についても「くまもとあか牛」プロジェクトの運営事務局を担当しているオークツ株式会社がこれまでの地域活性支援のノウハウを活かして販売を行います。
”エシカル”な畜産を通じ持続可能な地域発展を目指す新たな挑戦に、皆様からの応援をお待ちしております。
※2023年6月30日 セキュリテとの共同募集を開始致しました。
※2023年7月4日 文言を一部修正しました。
オークツ株式会社
(大学発ソーシャルベンチャー)
「デザインシンキング」や、既存事業の数値と効率を検討しながら改善を目指す「ロジカルシンキング」などを用いて産官学連携プロジェクトを運営しています。
事業内容
<地域活性・新規事業支援>
新たな事業に進出する際の、戦略立案・組織検討・マーケティングなどの検討を支援いたします。
また、事業立ち上げ後は顧問または社外役員として事業の成功に向けて引き続きご支援することも可能です。
<コミュニケーションサービス構築支援>
顧客への情報発信強化と⻑期的な交流を目的とした自社情報発信サービスの構築を支援いたします。
オウンドメディアの構築による商材・サービスへ関連したニュースの配信や交流機能の実装などをお手伝いします。
<産官学・研究プロジェクト運営支援>
教育機関や自治体と連携して、社会的な課題に対する仮説検証とその解決に向けた実証実験の実施を行います。
事務局として関係者との調整や予算の策定、調査実行を行いレポート・論文にまとめてご報告いたします。
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科
メディアデザイン研究科(KMD)は、イノベーションを自ら生み出し社会に向けて価値を創出する能力を持つ「メディア・イノベータ」の育成をミッションとしています。メディア・イノベータは分野や国境の枠を超えてグローバルに活動し、ポストパンデミックにおける創造社会を先導していきます。
研究科委員長:稲蔭 正彦 教授
住所:神奈川県横浜市港北区日吉 4-1-1
URL:https://www.kmd.keio.ac.jp/
地域みらいプロジェクト
「持続可能な地域活性」の実現をミッションとし、専門家視点ではなく地域の実行者目線で最新技術や社会情勢を踏まえた解決案を実情に合わせて企画・実行します。自治体や地場産業、地域住民の方と一緒に活動しながら産官学のオープンイノベーション体制を構築し、農林水産や地場産業の活性化プロジェクトを実行しています。
担当教官 :岸 博幸 教授
プロジェクトリーダー:大江 貴志 研究員
オークツ株式会社
(大学発ソーシャルベンチャー)
URL:https://chiki-mirai.localinfo.jp/
2023年 03月
- 2023年3月31日 17:00くまもとあか牛について
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くまもとあか牛について
阿蘇の草原と水資源を守る、大自然での放牧に適した和牛
熊本の代表的なあか牛の産地である阿蘇には「千年草原」と呼ばれる、世界最大級のカルデラ地形に広がる雄大な景色が広がっています。震災により大きなダメージを受けたこのエリアの草原は、あか牛の放牧を通じて 人と自然が共存することにより維持されています。
あか牛は和牛の中でも比較的体が丈夫で、放牧に向いていることから阿蘇では古くから放牧が行われており、人と自然の共生がすすんでいます。1日に50kg 近く草を食べて数キロ歩き回る牛達によって、草原の風景は守られています。
こだわりの飼料と環境で育つ安心の和牛
畜連と連携し安心・安全の国産牛をお届けしたい
熊本の大自然の中で母牛と共に放牧され、のびのびと育った仔牛は、その後、阿蘇の草原が育んだ美味しい水と、国産の稲わらなどの飼料で肥育されます。熊本県畜産農業協同組合連合会と取り決めた安心・安全な飼育環境の下、あか牛は約25ヶ月の間、繁殖 農家と肥育農家の愛情によって大切に育てられ、皆様の食卓に届けられます。
地理的表示(GI)に登録の和牛
2018年9月27日、熊本県内の食品初の地理的表示(GI)に登録
地理的表示(GI)とは地域伝統と特性を有する農林水産物・食品のうち、品質等の特性と産地との結び付きを特定できる名称(地理的表示)が付されているものについて、知的財産として国に登録することができる制度。
2018年9月27日時点で、全国で69の産品が登録されており、牛肉については、「神戶ビーフ」、「特産松阪牛」、「米沢牛」、「くまもとあか牛」など、9産品が登録されています。
今回生産される「くまもとあか牛」のGI表示は以下の条件に合致する牛肉に対して適用されます。-
肉質等級2等級以上の褐毛和種の牛肉
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12カ月以上肥育を行った最⻑かつ最終飼養地が熊本県内
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去勢牛及び未経産雌牛
消費者の新たなニーズに応える和牛の生産
最近、霜降りよりも、赤身が美味しいと感じる方へ
あか牛の最大の特徴が、黒毛和牛とは異なる筋肉質な体形が生み出す、脂肪分が少ない適度な霜降りで旨みの豊かな赤身です。
非常にジューシーで肉本来の香りと旨みを楽しめると評価の高い肉質は、美味しさの元となる遊離アミノ酸や、熟成時に甘みと味の深みに影響すると言われるグリコーゲンやペプチドの含有率が黒毛和牛よりも高いのが特徴です。
おいしさの科学的根拠 | 全日本あか毛和牛協会オフィシャルサイトより
また、美味しさを損ないもたれた感じを生む遊離脂肪酸が少ないため、クドさの少ない程よい脂の美味しさと赤身部分のコクという和牛が持つ美味しさを存分に堪能でき、たくさん食べても胃もたれしにくく、国内外の様々な方にオススメできます。
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- forum出資者コメント
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岡山県 2023.10.22広まると良いですね、応援してます。熊本県 2023.9.10あか牛は本当に美味しいと思います。ぜひ応援させて下さい。岐阜県 2023.4.10すばらしいプロジェクトですね!!応援してます!!東京都 2023.4.1がんばれーあか牛。東京都 2023.4.1がんばれーあか牛。熊本県 2023.3.31阿蘇の草原維持に貢献する本プロジェクトを応援しています!
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