運用中 ミルクを磨くMILKOROファンド
牛と人が一番輝く舞台で金色のミルクを生み出す
ファンドの対象事業について
本ファンドの対象事業は、営業者が行う「酪農・乳製品加工販売等事業」です。当該事業の売上高に連動した分配金をお支払い致します。
◆売上計画および分配スケジュール
※上記記載の分配計画は、事業計画達成時の場合です。詳細は、分配シミュレーションをご確認ください。◆事業計画の実現に向けて
営業者は、設立45年目(法人成り6年目)の会社です。創業以来、生乳の生産販売及びそれに付随する業務を行い、実績を積み上げてきました。
今後は以下の施策の実施を進めることで、事業計画の達成を図ります。
a.乳製品の生産
営業者は、従前より乳製品の生産を行っており、既に生産に必要な原材料の仕入先、生産設備、生産技術を有しております。
b.乳量増加と効率的生産体制の構築
営業者は、当ファンド資金を利用した牛舎増築による業務効率化を行い、牛の増頭を予定しています。
ひいては生乳量の増加および商品の生産加速を見込んでおります。
販路の開拓については、既に自社ECサイトおよび各百貨店等への販路を保有しており、さらに国内外の見本市・展示会に出展し、商談を進めてまいります。
◆分配計算式
匿名組合員への1口あたりの分配金額は、以下の計算式により算定いたします。
なお、1口あたりの分配金に円未満の端数が生じた場合は、端数を切り捨てて算定いたします。
・リクープ前(損益分岐点売上高到達前)
リクープ前売上金額(税抜)×0.86%÷1,200口×1口
・リクープ後(損益分岐点売上高到達後):累計売上金額(税抜)が1,669,790,016円以下の場合
リクープ売上金額(税抜)×0.86%÷1,200口×1口+(リクープ後売上金額(税抜)-リクープ売上金額(税抜))×0.49%÷1,200口×1口
・リクープ後(損益分岐点売上高到達後):累計売上金額(税抜)が1,669,790,016円を超える場合
リクープ売上金額(税抜)×0.86%÷1,200口×1口+(1,669,790,016円(税抜)-リクープ売上金額(税抜))×0.49%÷1,200口×1口+(リクープ後売上金額(税抜)-1,669,790,016円(税抜))×0.01%÷1,200口×1口
◆金銭による分配金額のシミュレーション
本匿名組合契約における金銭による分配金額のシミュレーションは以下のとおりです。なお、シミュレーションの目的は、本匿名組合事業の売上に応じた分配金額を予想することにあります。
したがって、売上を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
(1口10,000円の出資の場合)
(注1)匿名組合員に対する出資1口あたり分配金額は、上記に記載の算出式に基づいて計算されます。
(注2) 表中の償還率は、次の算出式によって計算される全会計期間に係る1口あたり分配金額の合計額を基にした償還率であって、年率ではありません。1口10,000円の出資金に対し、1口分配金額が10,000円となる時点を償還率100%としています。
匿名組合員に対する出資金1口あたり分配金額/10,000円
(注3) 匿名組合員への損益の分配について、利益が生じた場合は当該利益の額に対して20.42%(復興特別所得税0.42%を含みます。)の源泉税徴収が行われます。なお、将来税率が変更された場合には、変更後の税率により計算が行われます。
また、利益とは、匿名組合員に対する分配金額が出資金額を超過した場合における当該超過額をいいます。したがって、匿名組合員に対する分配が行われても、利益が生じるまでは源泉徴収は行われません。
匿名組合契約「ミルクを磨くMILKOROファンド」の締結については、以下のようなリスクがあります。
1. 債務超過のリスク営業者は募集開始日の直前期における決算書上、債務超過ではありませんが、今後、債務超過に陥った場合には、次のような不利益を被るリスクがあります。まず、債務超過の営業者は新規の借入ができない可能性があります。また、取引先との取引継続に支障が生じる可能性があります。次に、債務超過は、営業者の破産、民事再生、会社更生又は特別清算等の各手続きの開始原因であり、営業者についてこれらの手続きの申立てがあると、本匿名組合契約は直ちに終了します。さらに、債務超過の場合、営業者の資産に対して債権者による仮差押命令が発令される可能性が高くなります。仮差押命令が発令された場合、取引先との取引に支障が生じたり、金融機関からの借入等に関して、期限の利益が喪失する等により、支払不能となり事業継続に支障をきたす可能性があります。また、仮差押命令が発令されると、本匿名組合契約は直ちに終了します。いずれの場合にも、出資金の全部が返還されないリスクがあります。
2. 営業者の倒産に関するリスク
今後の事業の状況如何によっては、営業者が支払不能に陥り、又は営業者に対して破産、会社更生、民事再生などの各種法的倒産手続きの申立てがなされる可能性等があり、これらに該当することとなった場合には、本匿名組合事業における売上金額により分配金額が発生していたとしても、本匿名組合契約に基づく分配金額の支払い、又は出資金の返還が行われないリスクがあります。匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権(出資金返還請求権及び利益分配請求権をいいます。以下同じです。)には、何ら担保が付されていません。また、営業者が破産等の法的倒産手続きに移行した場合には、匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権は、他の優先する債権に劣後して取り扱われます。そのため、法的倒産手続きの中で、他の優先する債権については支払いがなされ、回収が図られた場合であっても、匿名組合員が有する支払請求権については一切支払いがなされないリスクもあります。
3. 資金調達のリスク
営業者は本匿名組合事業の必要資金を本匿名組合契約による出資金でまかなう計画です。したがって、本匿名組合契約での資金調達が滞る場合、事業計画通りに本匿名組合事業を開始することができないリスク及び事業計画の売上規模が縮小するリスクがあります。なお、本匿名組合契約での資金調達の状況により、金融機関からの借入やリース契約等で資金調達を行い、本匿名組合事業を開始する可能性があります。
4. 経営陣の不測の事態に係るリスク
本匿名組合事業について、経営陣に不測の事態(病気・事故・犯罪に巻き込まれる等)が生じることにより、本匿名組合事業の運営に重大な影響を及ぼす可能性があります。当該リスクに対しまして、本匿名組合契約では各種保険等によるリスク・ヘッジを行いません。
5. 大地震・大津波等の自然災害のリスク
大きな地震や津波、台風等の自然災害等に起因する要因により、事業の継続に悪影響を及ぼすリスクがあります。
6. 風評被害によるリスク
伝染病、放射能汚染等その他の理由により、風評被害を受けるリスクがあります。
7. 許認可等に関するリスク
本匿名組合事業の実施にあたっては、関連する許認可が必要となる可能性があります。営業者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、その後かかる許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。
8. 訴訟等に関するリスク
営業者の事業活動において、製造物責任、環境保全、労務問題、取引先等との見解の相違等により訴訟を提起される、又は訴訟を提起する場合があり、その動向によっては営業者の事業に悪影響を及ぼすリスクがあります。また、訴訟等が行われることにより、営業者の社会的信用等に悪影響を及ぼすリスクがあります。
9. 本匿名組合契約未成立のリスク
取扱者が営業者に対して出資金を送金する前に、本匿名組合契約が終了した場合、本匿名組合契約は遡って未成立とみなします。この場合、既に支払われた出資金及び取扱手数料は速やかに返還しますが、利益の分配を受けることはできません。その際、当該出資金及び取扱手数料の返還にかかる振込手数料については申込者にご負担いただきます。
10. 生産に関するリスク
本匿名組合事業の商品の生産については、原料の調達状況、設備の稼働状況、不慮の事故、天災・伝染病その他の不可抗力等により、想定を大幅に下回る可能性があります。この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
11. 販売に関するリスク
本匿名組合事業で販売する商品については、営業者の判断の下で販売されますが、販売時の景気動向、市場の需給状況、天災・伝染病その他の不可抗力等により、予定単価及び予定量を大幅に下回る可能性があります。この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
12. 食中毒が生じるリスク
本匿名組合事業において食中毒が発生し、営業停止等の措置がとられ、営業活動ができないリスクがあります。また、食中毒が生じた場合、その後の営業者の事業に著しい悪影響を及ぼすリスクがあります。
13. 特典の進呈に関するリスク
営業者は匿名組合員に対し、特典の進呈を行うことを予定しておりますが、事情により特典の進呈を行うことができない、又は、変更するリスクがあります。
14. 事実の調査に関するリスク
取扱者が行う事実の調査は、取扱者独自の水準に基づき実施される調査であり、また、入手資料及び営業者への質問の回答について、すべて真実であることを前提としておりますが、事実の調査が誤るリスクがあります。また、取扱者の事実の調査に基づくファンド組成の判断は、匿名組合員への分配金額や出資金の返還を保証するものではなく、営業者の事業計画や、営業者が破産等しないことを保証するものではないことにくれぐれもご留意下さい。
滅多に割引されない「オオヤブデイリーファーム」の商品を、お得に購入できる「投資家様限定割引」を行います。
また、牧場併設の店舗にご来店の際は、うれしいプレゼントをご用意いたしました。
是非、この機会にオオヤブデイリーファームの商品をお試しください。
<ご留意ください>
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①ご来店時のプレゼントは、1回限りとさせて頂きます。来店前日までにご連絡をお願いいたします。商品在庫によっては、同程度の商品に代わる場合がございます。ご了承下さい。
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牛・人・環境に優しい持続可能なヘルシーファーミングを実践し、「ここにしかないヨーグルト」を生み出してきたオオヤブデイリーファーム。
ミルクが一番輝く舞台としてたどり着いた商品「ミルコロエイジングヨーグルト」は、数々の賞を受賞し日本各地で愛されるヨーグルトに成長しました。
本プロジェクトは、日本一に輝くヨーグルトを生み出す「オオヤブデイリーファーム」を応援する「事業投資型クラウドファンディング」です。
募集する資金は「育成牛舎増築資金」に使用させていただきます。
投資家の皆様へ、投資口数に応じた特典と、当社事業全体の売上に連動した分配金をお届けいたします。
今回のプロジェクトによって、当社商品の増産を実現し、更に新商品を皆様にお届けすることを目指します。
オオヤブデイリーファームの夢の実現を、「事業投資」という形で応援してみませんか?
■ご確認ください■
本ファンドは、ミュージックセキュリティーズ株式会社が取扱者として募集する「ミルクを磨くMILKOROファンド」と合わせて12,000,000円の募集を計画しております。2つのファンドの合計出資額が当該金額に達した場合、募集を終了いたします。
このため、本ファンドの「集まっている金額」は、2つのファンドの合計額となるよう随時情報を更新しております。
また、12,000,000円を超えてお申し込みがあった場合、お申し込みのキャンセルをさせていただくことがございます。この場合には、メールにてお知らせいたします。何卒ご了承をお願いいたします。
本事業のSDGsへの貢献
8.働きがいも経済成長も:職場環境改善によるES向上を目指し、皆が活躍し続ける会社を目指します
12.つくる責任つかう責任 15.陸の豊かさも守ろう:サステナブルな循環型酪農を実現します
アジェンダ
事業者紹介 | 牛たちの命が輝く舞台を作りたい |
こだわり | 日本一のヨーグルト |
新たな挑戦 | 牛の生育環境の向上のため |
メッセージ | 投資家の皆様へ |
牛たちの命が輝く舞台を作りたい
オオヤブデイリーファームは、1975年より熊本県合志(こうし)市という、「子うし」にご縁のある街で、「環境・人・牛を想う」をモットーに、自家産堆肥で畑を作り無化学肥料でトウモロコシを栽培し、約100頭の乳牛を飼養し、乳製品を製造しています。また、1995年から酪農教育ファーム認証牧場として、搾乳体験やバター作り体験、トウモロコシ畑迷路等を通して「命の温かさと命(食)の循環」を体感してもらう活動を続けております。
毎年、修学旅行や課外活動等で沢山の子ども達を受け入れております。(詳しいプロフィールはこちらをご覧下さい)
一滴のミルクを搾るには、命が芽生えて3年の月日がかかり、毎日搾乳しないと母牛は病気になってしまいます。
どんな状況であっても「生まれてきてくれた牛たちに、その命が輝く場所を作りたい」と考えた大薮社長。
愛情を込めて育てた牛のミルクを一滴も無駄にせずに消費者に味わってもらうため、牧場のすぐ横で「ヨーグルト」を製造し販売を始めました。
日本一のヨーグルト「MILK’ORO」
当社は「飼養管理と遺伝改良」により、牧場オリジナルのミルクを生み出しています。オオヤブデイリーファームのヨーグルトは、ミルクに外から価値を付け足すのではなく、ミルクそのものを磨き、作り上げられたヨーグルトなのです。
牛乳やアイスクリームに加工すると、ミルクの違いが分かりにくい…。
チーズは、製造工程で牛乳の90%が廃棄される・・・。
酪農家として一滴も無駄にしたくない・・・!
試行錯誤の末、乳成分の高さがクリーム層に現れ、見た目で「ミルクの品質の違い」を表現できるヨーグルトに辿り着きました。
ヨーグルトの原材料は自家産の「ジャージー生乳」と体を温めると言われている「てんさい糖(北海道産non-GMO)」だけです。
▲金色のミルクと言う意味の『MILK’ORO』(ミルコロ)
「ここにしかない」ヨーグルトの美味しさは、さまざまな個所に施された強い”こだわり”が作っていました。
こだわり その1
①サステナブルな循環型酪農
当牧場では約100頭の乳牛を飼養する中で排出される牛糞を堆肥に変えて畑土を作り、無化学肥料で餌となるデントコーンを栽培し、地域の飼料稲を混ぜ合わせた献立で乳牛を育てております。
飼料や生育環境に心を配る日々の酪農の流れは、循環型=サステナブルな経営そのものです。
②エサ「自然栽培とオメガ3脂肪酸」
当社は九州バイオクラスターによるフランスオメガ3プロジェクトへ参加、牧場で飼養している牛には「オメガ3脂肪酸」を多く含む天然の飼料を与えています。
※オメガ3脂肪酸(αリノレン酸などの不飽和脂肪酸)とはアンチエイジング・アンチメタボ・血中脂肪低下作用が認められている成分の一種です。
※当社は九州経済産業局・九州バイオクラスター協議会(KBCC)による「フランス オメガ3プロジェクト」にスターティングメンバーとして参加しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
③乳牛
当社では栄養価の高い希少なジャージー牛と濃厚な生乳のホルスタイン牛の2種の牛を飼養しています。
愛情を持って育てるのはもちろん、より美味しいミルク・安心なミルク・健康な母牛を追求するためには「良い父牛の遺伝子」が大切と考え、当牧場では「βカゼインA2タンパク質」を持つ遺伝子の母牛の改良を2015年ごろから順次進めています。
*βカゼインA2ミルクに関してはこちらをご覧ください。
こだわり その2
①酪農家だから出来た、牧場併設の工場
しぼりたて生乳の品質を維持するため、牧場に隣接するヨーグルト工場で製造します。
②牛乳に自信があるから、ノンホモゲナイズ製法
一般的な牛乳はホモゲナイズという乳脂肪を細かく砕き均一化されていますが、当社はホモゲナイズしない牛乳を使用しています。
乳成分の多さが濃厚なクリーム層として形成され、牛乳本来の味わいをお届けできます。市販ではなかなかお目にかかれない商品です。
③成分に裏付けされた美味しさ
製造するヨーグルトの原材料はミルクとてんさい糖だけです。
シンプルな材料ですが、その成分は一般的なヨーグルト規格と比べ、はるかに多い乳酸菌や、アンチエイジング成分であるオメガ3脂肪酸を含んでいます。
ミルクそのものを磨き上げることへのこだわりから生まれた、身体にもうれしいヨーグルトです。
こだわり その3
愛情をこめて「牛たちが一番輝ける舞台」をプロデュースし、「お客様に選ばれる理由のある商品」をご提案し続ける当社。
「このヨーグルトを毎日食べるために嫁にきた」と断言する奥様をはじめ、オオヤブデイリーファームをこよなく愛するチームにより、さまざまな製品は生み出されています。
受賞歴
「ミルコロエイジングヨーグルト」は、数々の賞を受賞し、日本中で愛されるヨーグルトに成長しました。現在では、当牧場の「オメガ3生乳使用・2層・熟成ヨーグルト」の製造事業が、熊本の地域資源を活かした事業ということで、経済産業省から地域資源としても認定されました。
当社のヨーグルトは一般のお客様はもちろん、発酵学者で東京農業大学の小泉武夫名誉教授も絶賛。
牛の生育環境向上のため
今回のクラウドファンディングは「牛の生育環境向上・働きやすさ向上・製造能力強化」を目指し、3段階に渡って改革を行う当社事業の第一弾(ステージⅠ)育成牛舎改革を応援するものです。ご出資頂いた資金で育成牛舎の増築を行い、牛たちがより健康的に発育するための環境を整備し、効率的な牧場運営を実現させ、スタッフの労働生産性向上を図ります。
また、牧場の製造体験や、酪農(命や食)の学び、ゆっくり食べれる場所やBBQなどで使える「地域のお客様と一緒に美味しいや楽しいを生み出す場所」も同時に完成します。
これにより、安定した商品供給と新商品生産が実現し、『牛・人・環境にやさしい持続可能なヘルシーファーミングのさらなる推進』が可能となります。
事業の全体像は下記のとおりです。
すべての事業が完了した先には、近年の爆発的人気により欠品となることも多かった当社商品の「安定した商品供給・新商品生産の実現」、また当社理念でもある「牛・人・環境にやさしい持続可能なヘルシーファーミングの推進」という未来の実現を目指します。
そして、今回のクラウドファンディングにより行う事業は次の通りです。
育成牛舎の増築により、下記のような効果を見込んでいます。
①効率的な牧場運営
現在は、育成舎と牧場が100m程度離れているため、牧場スタッフが時間をかけて牛を育成舎から牧場へと誘導しています。
また、子牛である育成牛は元気溢れるあまり、目を離した隙に柵に首が挟まるなどの事故が起きることもあります。
今回の育成牛舎増築により、牧場までの導線が改善され、牛自体も日々の移動のストレスが軽減されます。
育成牛を効率的に管理することが可能となるため、今後は牛の増頭も検討しています。
②牛たちがより健康的に発育する環境作り
育成牛舎には、牛の運動場も併設する予定です。
牛たちを元気にのびのびと育ててあげることができるようになります。
健康的な発育環境を整えることで、これまでよりも健康的な搾乳牛の育成と健康的なミルクの増産を目指します。
③牧場スタッフの労働生産性向上
現状、商品製造が追いつかず、商品のお届けに時間を要してしまい、牧場併設の店舗も月に数日しか営業できておりません。
今回の育成牛舎の増築により、ミルクの増産とスタッフの労働生産性改善が見込めることから、安定的な商品生産体制が実現し、直営店の営業日増加につながります。
以下、大薮社長コメント
・・・・・・・・・・・・・・・・・
現在は育成舎と運動場に距離があり、2・3人がかりで毎日牛を誘導しています。移動距離は100m程度ですが、牛の体重は1頭あたり600kgほどあって、1頭の移動だけでも大変な手間と時間がかかるんです。
現在お店の前にある育成舎にはローダーという大きなトラクターショベルで毎朝餌を運び、掃除をしていますが、一番怖いのは事故です。
土日に営業している直営店の開店時にはお客様が、閉店時でも牧場に遊びにくる近所の子どもたちがいるので、人の出入りがある時間を避け、さらに細心の注意を払って作業をしています。
今回の育成牛舎増築によって、牛の導線を一筆書きで効率よく行えるよう設計しました。2・3人がかりで行っていた牛の移動も1人で、隣の柵に追うだけで育成舎から乾乳舎・搾乳舎へ移動可能になるので、牧場スタッフにとっても牛にとっても作業ストレスが大きく減少します。
日々の餌やりなどの作業スピードも改善する為、その分の時間を乳製品製造や開発、店舗営業に振り分けるなど労働生産性も向上すると見込んでいます。
投資家の皆様へ
酪農家だからこそ作れる魅力を追求していく中で、『世界の酪農家さんがどんな思いで・どんな形で、ミルクを商品に表現しているのか』に興味を持つようになりました。それから世界中の乳製品を食べ歩き始めて、現在20カ国以上。言葉も文字もわからないままおいしそうなヨーグルトを見つけては買い漁り、飲むヨーグルトと思って飲んだら生クリームだったこともありました。
また時には世界各地の酪農家さんを訪ね、酪農への想いや個性のある商品に刺激を受けてきました。
世界中を歩きまわってきた海外の雰囲気を商品パッケージやパンフレットに醸し出しながら、わが家の乳製品を選んで下さる方々に、少しでもわが家らしい雰囲気を感じていただけたら良いなと考えております。
これからもミルクの違いを美味しく表現していくことによって、皆様に「選ばれる牧場」を目指していきたいと考えております。
皆様からの応援をいただけるようにこれからも精進してまいります。
どうぞ宜しくお願い致します。
https://www.oyabudairyfarms.com/
独立行政法人農畜産業振興機構インタビュー
https://www.alic.go.jp/koho/kikaku03_001168.html
マイナビ農業インタビュー
https://agri.mynavi.jp/2021_04_27_155673/
株式会社オオヤブデイリーファーム
代表取締役 大薮裕介
「次の世代を育むため、わが家のミルクにできること。」
熊本県合志市にある当牧場では、自家産堆肥で畑を作り無化学肥料で栽培されたトウモロコシをえさに、約100頭の乳牛を飼養。酪農家だからできる、ここにしかないミルクを使った乳製品を製造しています。
1995年から酪農教育ファーム認証牧場として、搾乳体験やバター作り体験、トウモロコシ畑迷路などを通して「命の(食)の循環」を体感してもらう活動を開始。
酪農家の強みは「飼養管理と遺伝改良」により牧場オリジナルのミルクやお肉を提案することが出来ること。
何かを添加して付加価値を付けるのではなく、世界を旅して乳製品を食べ歩きながら、ミルクを磨き上げて他の乳製品との違いを表現していくことを目指しております。
詳しくは当社HPをご覧ください。
※「職の航海日誌ch.」 のインタビュー
<職の航海日誌 前編>
<職の航海日誌 後編>
- 2022年4月16日 18:25牛乳に含まれるたんぱく質(βカゼインA2)へのこだわり
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βカゼインA2ミルクについて
牛乳はタンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラル(カルシウム・リン・カリウム等)など私たちの体になくてはならない栄養素を含んでいます。
当牧場では牛乳を磨き上げていく中で、タンパク質にも注目し、改良を重ねてきました。
牛乳のタンパク質は80%のカゼインと20%の乳清タンパク質から出来ています。
牛乳に含まれるたんぱく質であるβカゼインには、βカゼインA1とβカゼインA2があり、どちらをどれだけ含むかは、牛の品種や遺伝形質によって決定するとされています。
通常の牛乳にはA1、A2の両方が含まれていますが、当社ではA2タイプのカゼインのみを含む牛乳を生産する乳牛を利用しています。
このうち、βカゼインA2を多く含むまたはβカゼインA2のみを含む(βカゼインA1を含まない(A1フリー))ものは、A2牛乳と呼ばれ、一部の論文などによると、A2牛乳は、子どもの自閉症や成人の統合失調症、糖尿病、心疾患を防ぐと言われており、ヨーロッパの消費者の間では一定のプレミアムを有する製品となっています。(豪州の小売店では、A2牛乳は、通常の牛乳の2倍程度の価格で販売されています。)
2011年4月には未然型-SIDS(SIDS:乳児突然死症候群)事例と血中の高レベルのBカソモルフィン-7(BCM-7)との関連を示す1件のポーランドの研究をメディアが報告しました。
A2ミルクの製品を支持するNZのリンカーン大学のキース・ウッドフォード教授が提唱する理論によると、ベータカゼインA1は消化時に体内に炎症を引き起こす物質を生成し、IBSや皮膚炎、統合失調症、自閉症などの疾患につながる可能性があるともいわれています。
(出典)全国飲用牛乳厚生取引協議会HP http://www.jmftc.org/milk/seibun.html
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- forum出資者コメント
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熊本県 2022.6.22応援しています!頑張ってください。熊本県 2022.6.21ヨーグルト美味しくいただいてます!熊本県 2022.6.20応援しています!熊本県 2022.6.2いつも大変お世話になっております。微力ではありますが応援させていただきます。東京都 2022.5.23微力ながら支援いたします福岡県 2022.5.12頑張って下さい静岡県 2022.5.8酪農は大変だと思いますが、乳牛や携わる方々に感謝しながら乳製品を食したいと思います。 ありがとう。東京都 2022.5.6良い製品と感じました熊本県 2022.4.20応援してます!埼玉県 2022.4.14応援しております
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