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活動報告2023年5月10日 08:00
松浜軒について
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松浜軒について
元禄元年(1688年)八代城主松井直之公が母崇芳院尼のために建てたお茶屋です。
当時この辺りには松が茂り、八代海を見渡せる浜辺であったことから松浜軒と名づけられました。庭園には四季折々の花々が美しく、江戸時代の趣あるたたずまいをよく残した庭園です。
毎年5月中旬から6月中旬頃の肥後花菖蒲の時期は、とくに見事で県内外からの多くの観光客で賑わいます。毎年6月の第一日曜日に開催される「肥後古流」による伝統あるお茶会「菖蒲の茶会」も有名です。
これにあわせて行われる「肥後古流」(千利休の古式を伝える茶道)の茶会が、この季節の風物詩となっています。
また、毎年11月15日には、松浜軒近くの浅井神社の祭礼日で、午後から松浜軒庭内で妙見祭の獅子舞が披露されます。これも、江戸時代、八代城主の御前で披露していた伝統です。
庭内の展示室では、松井家伝来の茶道具や絵画、雛人形など(財団法人松井文庫所蔵)が、季節ごとに内容を替えて展示公開されています。
また、庭内には児宮(ちごのみや)や稲荷神社がまつられており、子どもの無事な成長や家内安全・商売繁盛にご利益があるそうです。
2002年に「旧熊本藩八代城主浜御茶屋(松浜軒)庭園」として国の名勝に指定され、城下町八代の歴史を今に伝えています。
松浜軒利用案内
(公式サイト)
https://www.higo-shohinken.jp
(ご参考)松浜軒 みどころガイド
https://www.facebook.com/notes/934907186913142/
(ご参考)八代には語り継ぎたい雛がある
https://www.facebook.com/notes/2770780909807558/
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