熊本・古町「早川倉庫」の再生プロジェクト
第一弾 イノベイティブ・コミュニティ・プレイスに着手
募集期間延長のお知らせ(2023年3月1日)
沢山の支援、誠にありがとうございます。
<熊本・古町「早川倉庫」の再生プロジェクト>として、早川倉庫の一部をリノベーションを行って参りましたが、
この度、「早川倉庫 WORKING SPACE 素心吟舎」として令和5年4月にオープンすることが決まりました。
つきましては、本プロジェクトの募集期間を、4月2日(日曜日)まで延長させて頂きたく存じます。
引続き、ご支援の程よろしくお願いいたします。
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1.はじめに
2016年の熊本地震被災後の復興が追いつかないまま未使用となっている母屋2階の一部スペースを「人が集い、発想し、実践するコミュニティの場(イノベイティブ・コミュニティ・プレイス)」として再生します。
早川倉庫が持つポテンシャルを活かしながら、ここでしかできない、今までにない場所、仕組みづくりに挑戦したいと考えています。
皆様のご支援をよろしくお願い致します。
2.イノベイティブ・コミュニティ・プレイスとは
ここに集う人と人の出会いを通して、それぞれの発想が昇華され、実践に向けたイメージが膨らんでいくような場を提供したいと考えています。そのための機能として「デスクワーク(調査・設計)」「スタジオ(創作)」「サロン(談話)」が融合したような空間づくりを目指します。早川倉庫の歴史ある建物の迫力と、ワークのための居住性を兼ね備えた空間が、発想と交流を促してくれることでしょう。
合わせて、早川倉庫という特性を活かし、ここで生まれた企画を母屋1階の多目的スペースや中庭等を利用し、実験的な試行事業として実践・具現化することも考えられます。
さらに、古町で既に事業化された取り組み*や新たな実験的取り組みを通して、都市機能サービスの連携を生み出すようなまちのプラットフォームを構築することも視野に入れています。例えば、利用者が近隣町屋の会議室を利用したり、クライアントがゲストハウスに宿泊したりするほか、古町を実験のフィールドに見立てて新たな事業を展開するなど、連携網を拡大していきたいと考えています。
*ファサード貸し事業「マドカイ」、ゲストハウス426及び425+、上村元三商店会議室レンタル、明八橋ライトアップ、講演会・研修の開催及び熊本市で実証実験中のシェアサイクル事業「チャリチャリ」等
また、早川倉庫の前管理者、岡崎唯雄氏が明治期、現熊本県立商業高校の前身である私設の商業塾(素心吟社:そしんぎんしゃ)を開設し、若手の育成に貢献したこと*に敬意を表し、「学びの場」としての役割も担いたいと考えています。
「志ある多くの方々が集い、交流し、新しい時代に向かって進んでゆく」ことを支援していきたいと思います。
*早川倉庫について、詳しくはこちらをご覧ください。
3.早川倉庫とエリア連携の関係性
早川倉庫は、これまでコンサート、演劇、マルシェ、展示会、会議、映画のロケなど様々なイベントに利用され、現代におけるその存在意義が再認識されています。また、早川倉庫が、清正公さんの時代から古町に残る一町一寺の町割の「ヘソ(=中央)」に位置していることから、古町のアイデンティティを発信する拠点になりうることは間違いありません。ひいては、早川倉庫の再生効果が周辺に浸透し、地域の活性化につながることを想定しています。
このことは、早川倉庫、古町を興すことで、市内中心部や桜町と熊本駅周辺とのエリア連携が図られることにも期待が及びます。
<近年、存在意義を高めている早川倉庫>
4.事業運営について
<運営方針>早川倉庫におけるイノベイティブ・コミュニティ・プレイスの運営方針として、主に以下の3点に注力します。
①地域課題の解決に取り組む法人・企業または個人、大学・研究室や教育機関等とのマッチング
②学生・若手経営者の育成及び事業構築の支援
③古町を実証実験のフィールドとして事業を展開するプラットフォームづくり
<オペレーション>
事業運営は、一般社団法人KIMOIRIDONが担当します。
一般社団法人KIMOIRIDONは、地域文化の継承を目指し、実証実験の開催*や、歴史的建造物の利活用に資する事業スキームの構築、オーナーズミーティング等による家主支援等に取り組んできました。このような実績を通して蓄積してきたノウハウを、今回の早川倉庫の再生に向けた施設運営に活用していきます。
また、システム運営や情報戦略に実績のある株式会社ブレンアーキテクトとの連携により、管理運営の安定化を図ります。
*古町では、特に2016年の熊本地震後に多くの町屋が解体され約100棟程度まで半減しています。一般社団法人KIMOIRIDONは、2021年春の歴史的建造物等を利活用する実証実験(詳細はこちら)、2022年春のロジプレ実験、2022年秋のロジ実験に取り組んできました。
5.早川倉庫の段階的整備のイメージ
今回の取り組みは、早川倉庫全体の段階的整備の第一歩となります。
歴史的建造物の維持とまちづくりを一体として進めるため、今回のリノベーションを最低限の補修に留めることにより、事業リスクの低減と早川倉庫の歴史的価値の保存に努め、将来計画への可能性を保持します。
今後は、建築基準法の適用除外も視野に入れながら施設の全体ビジョンを立案・精査していき、次の段階の利活用に向けた検討を行っていきます。一般社団法人KIMOIRIDONは全体計画の実現まで側面的な支援を継続します。
6.お礼の品について
ご支援いただいた皆様は、当サイトにお名前を掲載させて頂きます。
また、ささやかですが、お礼の品をお届け致します。
※お名前の掲載を希望されない場合は、申込画面の備考欄に「掲載不要」とご記入ください。
① 1,000円:ご希望の方は、当サイトへのお名前の掲載
② 3,000円:早川倉庫特製ステッカー
③ 10,000円:早川倉庫オリジナルTシャツ
④ 30,000円:GuestHouse426 平日限定ペア宿泊券(1泊)
⑤100,000円:GuestHouse425+ 平日限定ペア宿泊券(1泊)
⑥100,000円:ペアご夕食お食事券(下記のA~Cから1店お選びください)
A.和食 和久田
B.寿司 魚よし
C.フレンチ 塩胡椒
⑦200,000円:GuestHouse425+ ペア宿泊券(1泊)
⑧500,000円:古町七つ星セット
詳しくはこちらをご覧ください
※ご注意事項
*②~③は2023年3月下旬頃に発送予定です。
*④~⑧は2023年4月1日~2024年3月31日での期間にてご使用いただけます。
但し、各施設・店舗の営業日に限ります。また、ご希望の日程で予約が取れない場合も想定されますので予めご了承ください。
※利用方法や予約方法などの詳細は、募集終了後にご連絡いたします。
7.早川倉庫再建への想い
はじめまして、早川倉庫の早川祐三と申します。
この度はお忙しい中、本プロジェクトをご覧頂き、感謝申し上げます。
本プロジェクトは、代々“倉庫”として活用している建物を、地域の発展や魅力の創出に貢献する建物へ生まれ変わらせるためのご支援を賜りたく、立ち上げさせて頂きました。
弊社は、昭和29年より熊本市呉服町界隈にて倉庫業を営み、倉庫が「明治時代に築かれた酒蔵」という文化的価値から、イベントスペースという形でご利用を頂いております。
今回、皆様に早川倉庫の一部を「イノベイティブ・コミュニティ・プレイス」へ改修するための資金を募らせていただきます。
「築145年の酒蔵」といった貴重な場所を、新たなコミュニティが生まれる場へ転換することで、「古い建物に対する理解」が施設利用者同士の共通認識となり、更なる交流が生まれるのではと期待しております。
用いられている伝統の技術や様式美、考え方は学びに満ちており、SDGsなどの取り組みを進めなければならない私達にとって、「先人達の営みの術」がいかにその「教材」として優れているか、触れれば触れる程強く感じます。
そして、このことを多くの方、これから生まれてくる子供達に伝えていく“バトン”としての役割がこの建物にある、と私たちは考えています。
昨今、小学校の総合授業の場所としても弊社の倉庫が活用されはじめ、子ども達の反応を見て、改めて役割の重要性を再確認しています。
微力な私にとって、甚だ壮大な事業で僭越至極ではございますが、皆様お力添えをどうぞ宜しくお願い申し上げます。
合名会社早川倉庫 早川祐三
- 2023年4月21日 14:00御礼の品を発送いたしました
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リターン品発送のお知らせ
皆様、沢山のご支援ありがとうございます。
ご支援頂いた方へ、お礼の品を発送いたしましたので、ご報告いたします。
・早川倉庫特製ステッカー
普通郵便にて送付させて頂きました。
・早川倉庫オリジナルTシャツ
普通郵便にて送付させて頂きました。
品物が届かない、などございましたら、こちらよりお問い合わせください。
よろしくお願いいたします。
- 2023年4月1日 15:00ご支援の御礼
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この度は熊本・古町「早川倉庫」の再生プロジェクトへの温かいご支援、誠に感謝申し上げます。
お陰様で、4月1日、「working space 素心吟舎」として無事開業に漕ぎつくことができました。
頂きましたご支援は本施設にて有効に活用させて頂きます。
今回のプロジェクトは早川倉庫再生の最初の第1弾とし、この「素心吟舎」は新たな交流を生み出す拠点として、地域貢献、文化創造に繋げていくその一助を担って参ります。
今後もより良い、楽しい、魅力的な街を皆様と共に作っていきたいと考えておりますので、新たなプロジェクトの内容がまとまり次第、また情報を発信させて頂きたく考えております。
今後もご意見やアイデアなどお力添えを頂ければ大変嬉しく思います。
重ねましてこの度の温かいご支援、誠にありがとうございました。
皆様のご健勝ご多幸心よりお祈り申し上げます。
合名会社早川倉庫 早川祐三
- 2023年3月27日 12:00リターン品の発送について
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リターン品の発送について
皆様、沢山のご支援ありがとうございます。
ご支援頂いた方へのお礼の品の準備を始めておりますので、ご報告いたします。
・当サイトへのお名前の掲載
プロジェクト終了後、掲載いたします。
・早川倉庫特製ステッカー
現在制作中です。出来上がりましたら、郵便にて送付させて頂きます。
・早川倉庫オリジナルTシャツ
準備が整い次第、郵便にて送付させて頂きます。
・宿泊券
お申込みの方へ別途メールにてご案内いたします。
その他、ご不明な点がございましたら、こちらよりお問い合わせください。
よろしくお願いいたします。 - 2023年3月23日 17:02WORKING SPACE 素心吟舎 開設及び見学会のご案内
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WORKING SPACE 素心吟舎 OPEN
<熊本・古町「早川倉庫」の再生プロジェクト>へ沢山の皆様よりご支援いただきまして、誠にありがとうございます。
この度、「早川倉庫 WORKING SPACE 素心吟舎」の開設日が2023年4月1日(土曜日)に決定いたしましたので、ご報告させていただきます。
これに先立ちまして、下記の通り見学会(内覧会)を行います。
ご支援頂いた皆さまにもお越し頂ければ幸いです。
生まれ変わった早川倉庫をご覧ください。
Reception・見学会のご案内
日時:2023年3月31日(金曜日)
14:00~20:00
※
<WORKING SPACE 素心吟舎>
素心吟舎 (kimoiridon.com)
〒860-0032 熊本県熊本市中央区万町2丁目4
営業時間:10:00〜20:00
問い合わせ電話番号:096-352-6044
- 2023年3月3日 10:00早川倉庫 WORKING SPACE「素心吟社」オープンイベントのお知らせ
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早川倉庫 WORKING SPACE 素心吟社 オープニングイベント
令和5年4月に新しいワーキングプレイスがオープンします。
そのオープンに先立ちまして、3月3日・3月4日の両日 16時から
・講演会「熊本のDXを考える」
・トークセッション「熊本の魅力とは」
を開催を予定しております。
講演会には、株式会社 エヌプラス 代表 中村祐介氏をお招きして地方都市の進むべきDXについて
https://www.nplus-inc.co.jp/
中村氏は一般社団法人おにぎり協会の代表理事でもあります。
マツコの知らない世界などにも出演 https://youtu.be/mNMFGLShFeA
トークセッションについては、
中村氏と星野リゾートOMO5熊本の総支配人 磯部氏に熊本の魅力についてお話ししていただきます。
詳細はこちら オープニングイベントのお知らせ
開催日 2023 年 3 月 3日 金曜日 16時~
2023 年 3 月 4日 土曜日 16時~
イベント終了18時ごろ
ワーキングスペースの見学 18時~※両日とも内容は同じになります。
当日は受付に名刺をお持ちください。
各日 定員50名(定員に達しましたら締め切らせていただきます)
参加費無料
開催地: 熊本県熊本市中央区万町2-4 早川倉庫
マップ https://goo.gl/maps/qwzrotaTTEDsq6UB8 - 2023年3月1日 11:00募集期間延長のお知らせ
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募集期間延長のお知らせ
沢山の支援、誠にありがとうございます。
<熊本・古町「早川倉庫」の再生プロジェクト>として、早川倉庫の一部をリノベーションを行って参りましたが、
この度、「早川倉庫 WORKING SPACE 素心吟舎」として令和5年4月にオープンすることが決まりました。
つきましては、本プロジェクトの募集期間を、4月2日(日曜日)まで延長させて頂きたく存じます。
3月4日、5日には、オープンイベントも開催いたします。
引続き、ご支援の程よろしくお願いいたします。
- 2022年12月3日 12:00募集開始のお知らせ
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熊本・古町「早川倉庫」の再生プロジェクト
熊本市の城下町である古町で築140年の歴史を有する「早川倉庫」の母屋2階の一部を「イノベイティブ・コミュニティ・プレイス」にリノベーションするための資金を募集致します!
歴史的建造物を利活用した街づくり、早川倉庫の地域におけるランドマークとしての可能性を追求します!
是非、皆様のご支援を宜しくお願い致します。
⏎プロジェクト説明へ戻る
- 2022年11月28日 10:47「早川倉庫」について
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「早川倉庫」について
早川倉庫は、江戸中期に長州藩毛利家一族の岡崎家が開業した赤酒、にごり酒を醸造する岡崎酒類醸造所として使用されていた建造物であり、明治10年の西南戦争で焼失後、同年12月に再建された母屋や倉庫群が現存する、歴史的にも貴重な建物です。
<昭和29年の早川倉庫>
酒の製造は明治末期まで行われ、「川津本店」が建物を引き継ぎ、その後早川仁三郎氏が「早川商店」として継承、その子息健祐氏が太平洋戦争後昭和29年に倉庫業を開業し現在に至ります。
<昭和63年頃 上空から見た早川倉庫>
再建時(明治10年6月)の資料として残っている「岡崎文書」の中に「竹木御払下願」という項目があります。
そこには「当時明治政府が西南戦争後に焼け残った熊本城の櫓を解体し、町人に払い下げを行った」とされる記載があり、丁度再建の時期と符合しています。
このことから、同建築に熊本城の廃材が再利用されている可能性が極めて高いとされ、建物内部の柱、梁を注視すると再利用された箇所が数多くあり、見所の一つとなっています。<現在の早川倉庫外観>
そして平成28年に発生した熊本地震では、柱のズレや、倉庫全体の土壁が剝がれ落ち壁板を突き破るなど、大きな被害を被りました。
修復は昔ながらの手法で行う必要があり、材料の調達から修復作業まで膨大な時間を要するため、現状、未だ手付かずの部分も残っています。
<この場所が「イノベイティブ・コミュニティ・プレイス」に生まれ変わる>
- 2023年4月21日 14:00ご支援者さま一覧
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クラウドファンディングにてご支援頂きました、ご支援者様のお名前を掲載いたします。
ご協力をいただきました皆様へ、改めて感謝申し上げます。
橋口 武弘 様 小南 直子 様 角田 俊一 様 葉山 悠介 様 平田 晃久 様 熊本県文化懇話会フラワーデザイン部門 様 高浜 圭誠 様 伊勢 康之 様 松本 一歩 様 田尻 善裕 様 今井 洋人 様 久保田 裕貴 様 西 弘敬 様 木村 優作 様 本吉 幸雄 様 山内 陽子 様 安田 亮治 様 竹田 宏司 様 両角 光男 様 岩井 創 様 鎌田 憲治 様 鎌田 早希 様 小森 貴浩 様 古閑 渉太 様 石田 裕輔 様 佐竹 信彦 様 金光 良昌 様 上農 淑子 様 中川 えりこ 様 高城 昌典 様 木下 皓一郎 様 大塚 康次 様 粟田 修 様 江口 泰史 様 渡邊 健太 様
※ 順不同
※【ご掲載可】の方のみ掲載させて頂きました。