運用中 温泉郷小国から醸す 河津酒造ファンド

特典には人気の『花雪』や限定酒も。丁寧な造りで後世に残る蔵を目指します

一口金額
30,000円
募集総額
19,200,000円
事業者名
河津酒造株式会社
参加人数
374人
地域
熊本県
分野
食品製造、酒
募集期間
2023年9月8日~2024年2月29日
特典
純米吟醸酒『花雪』や投資家限定酒など、口数に応じた日本酒をお送りします。
特典の詳細を見る

■ファンド対象事業

本匿名組合契約に基づき、営業者が行う不動産賃貸業を除くすべての事業のことをいいます。

 

■資金使途

ファンド資金は、以下のとおり使用いたします。
項 目 金 額
醸造能力増強投資資金
(タンク用チラー及びキュービクル設置工事)
16,000,000円
業務委託費(最大) 3,200,000円
合  計 *1 19,200,000円
*1 資金使途の実際支出額が想定を下回った場合には、残額を販売促進費として使用します。
 
 

■事業計画

今後の事業計画は以下のとおりです。ただし、営業者及び取扱者は、本匿名組合事業の売上金額として、本事業計画の売上金額を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
 
1. 事業計画上売上について
事業計画上の累計売上金額(税抜)、本匿名組合契約におけるリクープ売上金額(税抜)は下記のとおりです。
 

前期実績 2022年9月期 税抜 165,298千円
損益分岐 5年間 税抜 834,782千円
事業計画 5年間 税抜 1,109,090千円
スクロールしてご覧ください。
(内訳:1〜5年目)
  1年目 2年目 3年目 4年目 5年目
事業計画
(売上金額)
209,090千円 218,181千円 227,272千円 227,272千円 227,272千円
スクロールしてご覧ください。
 

 

2. 事業計画上の実施施策(運営の方針)について
営業者は創業90年の日本酒蔵です。創業以来、日本酒のみならず焼酎、リキュールの製造販売及びそれに付随する業務を行い、実績を積み上げてきました。
今後は以下の施策の実施を進めることで、事業計画の達成を図ります。

a. 清酒の製造
営業者は従前より清酒の製造を行っており、既に製造に必要な原材料の仕入先、生産技術を有しております。旺盛な需要に応えるべくファンド資金を利用して生産能力増強投資を行います。

b. 清酒の販売
営業者は従前より清酒の販売を行っており、既に販路を有しております。また、国内外において品評会への出店やイベントを通して販路拡大を行います。


 

■分配計算式

匿名組合員への1口あたりの分配金額は、以下の計算式により算定いたします。なお、1口あたりの分配金に円未満の端数が生じた場合は、端数を切り捨てて算定いたします。

リクープ前:
売上金額(税抜)×2.3%÷640口×1口

リクープ後:
リクープ売上金額(税抜)×2.3%÷640口×1口+(売上金額(税抜)-リクープ売上金額(税抜))×0.75%÷640口×1口


 

■金銭による分配金額のシミュレーション

本匿名組合契約における金銭による分配金額のシミュレーションは以下のとおりです。なお、シミュレーションの目的は、本匿名組合事業の売上に応じた分配金額を予想することにあります。したがって、売上を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
(1口30,000円の出資の場合)

 

本匿名組合契約の対象事業の売上計画
5年間 売上金額 分配金額 償還率 源泉徴収後
償還率
損益分岐前 ¥417,391,305 ¥15,000 50.0% 50.0%
損益分岐 ¥834,782,609 ¥30,000 100.0% 100.0%
事業計画 ¥1,109,090,909 ¥33,214 110.7% 108.5%
スクロールしてご覧ください。


前期実績の場合(ご参照用)
2022年9月期 売上金額 分配金額 償還率 源泉徴収後
償還率
前期実績
×会計期間年数
¥826,494,059 ¥29,702 99.0% 99.0%
スクロールしてご覧ください。

(注1)匿名組合員に対する出資1口あたり分配金額は、上記に記載の算出式に基づいて計算されます。
(注2) 表中の償還率は、次の算出式によって計算される全会計期間に係る1口あたり分配金額の合計額を基にした償還率であって、年率ではありません。1口30,000円の出資金に対し、1口分配金額が30,000円となる時点を償還率100%としています。
    匿名組合員に対する出資金1口あたり分配金額/30,000円
(注3) 匿名組合員への損益の分配について、利益が生じた場合は当該利益の額に対して20.42%(復興特別所得税0.42%含む)の源泉税徴収が行われます。なお、将来税率が変更された場合には、変更後の税率により計算が行われます。また、利益とは出資者に対する分配金額が匿名組合出資金額を超過した場合における当該超過額をいいます。したがって、匿名組合員に対する分配が行われても、利益が生じるまでは源泉徴収は行われません。

温泉郷小国から醸す 河津酒造ファンドの締結については、以下のような留意点およびリスクがあります。


1. 債務超過のリスク
営業者は募集開始日の直前期における決算書上、債務超過ではありませんが、今後、債務
超過に陥った場合には、次のような不利益を被るリスクがあります。まず、債務超過の営
業者は新規の借入ができない可能性があります。また、取引先との取引継続に支障が生じ
る可能性があります。次に、債務超過は、営業者の破産、民事再生、会社更生又は特別清
算等の各手続きの開始原因であり、営業者についてこれらの手続きの申立てがあると、本
匿名組合契約は直ちに終了します。さらに、債務超過の場合、営業者の資産に対して債権
者による仮差押命令が発令される可能性が高くなります。仮差押命令が発令された場合、
取引先との取引に支障が生じたり、金融機関からの借入等に関して、期限の利益が喪失す
る等により、支払不能となり事業継続に支障をきたす可能性があります。また、仮差押命
令が発令されると、本匿名組合契約は直ちに終了します。いずれの場合にも、出資金の全
部が返還されないリスクがあります。
 
 
2. 営業者の倒産に関するリスク
今後の事業の状況如何によっては、営業者が支払不能に陥り、又は営業者に対して破産、会
社更生、民事再生などの各種法的倒産手続きの申立てがなされる可能性等があり、これらに
該当することとなった場合には、本匿名組合事業における売上金額により分配金額が発生
していたとしても、本匿名組合契約に基づく分配金額の支払い、又は出資金の返還が行われ
ないリスクがあります。匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権(出資金返還請求権
及び利益分配請求権をいいます。以下同じです。)には、何ら担保が付されていません。ま
た、営業者が破産等の法的倒産手続きに移行した場合には、匿名組合員が営業者に対して有
する支払請求権は、他の優先する債権に劣後して取り扱われます。そのため、法的倒産手続
きの中で、他の優先する債権については支払いがなされ、回収が図られた場合であっても、
匿名組合員が有する支払請求権については一切支払いがなされないリスクもあります。
 
 
3. 資金調達のリスク
営業者は本匿名組合事業の必要資金を本匿名組合契約による出資金でまかなう計画です。
したがって、本匿名組合契約での資金調達が滞る場合、事業計画通りに本匿名組合事業を開
始することができないリスク及び事業計画の売上規模が縮小するリスクがあります。なお、
本匿名組合契約での資金調達の状況により、金融機関からの借入やリース契約等で資金調
達を行い、本匿名組合事業を開始する可能性があります。
 
 
4. 経営陣の不測の事態に係るリスク
本匿名組合事業について、経営陣に不測の事態(病気・事故・犯罪に巻き込まれる等)が生
じることにより、本匿名組合事業の運営に重大な影響を及ぼす可能性があります。当該リス
クに対しまして、本匿名組合契約では各種保険等によるリスク・ヘッジを行いません。
 
 
5. 大地震・大津波等の自然災害のリスク
大きな地震や津波、台風等の自然災害等に起因する要因により、事業の継続に悪影響を及ぼ
すリスクがあります。
 
 
6. 風評被害によるリスク
伝染病、放射能汚染等その他の理由により、風評被害を受けるリスクがあります。
 
 
7. 許認可等に関するリスク
本匿名組合事業の実施にあたっては、関連する許認可が必要となる可能性があります。営業
者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由
により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、その後かかる許認可が取り消
され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。
 
 
8. 訴訟等に関するリスク
営業者の事業活動において、製造物責任、環境保全、労務問題、取引先等との見解の相違等
により訴訟を提起される、又は訴訟を提起する場合があり、その動向によっては営業者の事
業に悪影響を及ぼすリスクがあります。また、訴訟等が行われることにより、営業者の社会
的信用等に悪影響を及ぼすリスクがあります。
 
 
9. 本匿名組合契約未成立のリスク
II.本匿名組合契約の概要記載の不成立となる条件に該当した場合には、本匿名組合契約は
遡って未成立とみなします。この場合、既に支払われた出資金は速やかに返還しますが、利
益の分配を受けることはできません。その際、当該出資金の返還にかかる振込手数料につい
ては申込者にご負担いただきます。
 
 
10. 生産に関するリスク
本匿名組合事業の商品の生産については、原料の調達状況、設備の稼働状況、不慮の事故、
天災・伝染病その他の不可抗力等により、想定を大幅に下回る可能性があります。この場合、
事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
 
 
11. 販売に関するリスク
本匿名組合事業で販売する商品については、営業者の判断の下で販売されますが、販売時の
景気動向、市場の需給状況、天災・伝染病その他の不可抗力等により、予定単価及び予定量
を大幅に下回る可能性があります。この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリ
スクがあります。
 
 
12. 食中毒が生じるリスク
本匿名組合事業において食中毒が発生し、営業停止等の措置がとられ、営業活動ができない
リスクがあります。また、食中毒が生じた場合、その後の営業者の事業に著しい悪影響を及
ぼすリスクがあります。
 
 
13. 兼業に関するリスク
営業者の代表者河津宏昭は合同会社 YEH の代表者として活動に携わっていることから、営
業者の代表者が同社の活動に労力・時間等を割かれる結果、本匿名組合事業の計画遂行に悪
影響を及ぼすリスクがあります。
 
 
14. 特典の進呈に関するリスク
営業者は匿名組合員に対し、特典の進呈を行うことを予定しておりますが、事情により特典
の進呈を行うことができない、又は、変更するリスクがあります。
 
 
15. 事実の調査に関するリスク
取扱者が行う事実の調査は、取扱者独自の水準に基づき実施される調査であり、また、入手
資料及び営業者への質問の回答について、すべて真実であることを前提としておりますが、
事実の調査が誤るリスクがあります。また、取扱者の事実の調査に基づくファンド組成の判
断は、匿名組合員への分配金額や出資金の返還を保証するものではなく、営業者の事業計画
や、営業者が破産等しないことを保証するものではないことにくれぐれもご留意下さい。
 
ご出資特典として、以下の商品をお送りいたします。
特典はファンド募集終了後に発送いたします。詳細な日程はファンド募集終了後にお伝えいたします。

■1口ご出資の方
純米吟醸花雪(720ml)1本をご送付

■2口ご出資の方
出資者限定醸造の純米吟醸酒(720ml)1本をご送付

■3口以上ご出資の方
純米吟醸花雪(720ml)1本と出資者限定醸造の純米吟醸酒(720ml)1本のセットをご送付
※4口以上ご出資いただいた場合も特典内容は花雪1本+出資者限定酒1本となります。

 
(注1) 特典は、営業者の都合により内容が変更される場合や実施ができなくなる場合もあることをご留意ください。
(注2) 特典の詳細につきましては、募集終了以降、別途ご連絡いたします。
(注3) 海外への発送はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。
熊本県阿蘇郡小国にある河津酒造は、昭和7年より続く造り酒屋です。

小さな蔵ならではの、小回りを効かせた特徴ある酒造りを行う河津酒造。
さらに、「伝統の継承」を重視し、職人の感覚だけに頼らない現代的な手法や考え方を取り入れながらも、槽袋搾りなどを用いた昔ながらの丁寧な手造りを続けています。
 
今回のファンドは、需要増に対応するための設備強化を目的とするものです。
阿蘇にある小さな酒蔵の挑戦を、ぜひ応援ください。
   
事業のポイント
  1. 小回りを効かせたチャレンジングな酒造り
  2. 特長はキレの良い甘さ。甘い味付けの九州料理との相性が好評
  3. 地域で作る酒米「一本〆」
 

■ご確認ください■
本ファンドは、ミュージックセキュリティーズ株式会社が取扱者として募集する「熊本小国 河津酒造ファンド」と合わせて19,200,000円の募集を計画しております。2つのファンドの合計出資額が当該金額に達した場合、募集を終了いたします。
このため、本ファンドの「集まっている金額」は、2つのファンドの合計額となるよう随時情報を更新しております。

また、19,200,000円を超えてお申し込みがあった場合、お申し込みのキャンセルをさせていただくことがございます。この場合には、メールにてお知らせいたします。何卒ご了承をお願いいたします

 

河津酒造について

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熊本県の阿蘇郡小国にある河津酒造は、昭和7年(1932年)に事業承継の形で酒蔵を引き継ぎ創立された蔵で、日本酒蔵としては若い蔵となります。

バブル期にピークを迎えた製造量と比較すると、日本酒消費量の低迷も相まって10分の1程にまで製造量が減少し、製造量は増えないままの状態が続いていました。
 
現在の代表である河津宏昭氏が蔵を引き継いでから、このような状況を打開するために酒造りの改革を実施しました。
その結果、代表となる銘柄「花雪」や「七歩蛇」、「小国蔵一本〆」といった代表銘柄が誕生し、生産量も引き継ぐ前の2倍以上となりました。
 
現在は引き合いが増え、需要に対して製造が追いついていない状況です。
この状況を改善するために、特に人気の高い純米吟醸酒の増産のために必要な機械設備を導入したいと考えています。


本ファンドでご出資いただいた資金は、新たに追加する設備費として活用させていただきます。

また、ご出資口数に応じて、人気銘柄である「花雪」(720ml)や、特別に製造する「ファンド限定酒」を特典としてお送りいたします。
 
1口ご出資いただいた方には花雪を、2口ご出資いただいた方にはファンド限定酒を、3口以上ご出資いただいた方には花雪と限定酒をセットにしてお届けします。

ファンド限定酒はご出資者様用にタンクを1つ確保して製造する、非売品の酒となります。どのような酒に仕上がるか、ぜひ楽しみにお待ちください。
※特典の詳細についてはページ上部にある[特典の詳細を見る]をクリックしご確認下さい。
 
現在、河津酒造の酒は熊本県内で消費されておりますので、ぜひこの機会にご堪能いただければと思います。


それではこれより、河津酒造の酒造りや酒について、より詳しく説明いたします。

 

小回りを効かせたチャレンジングな酒造り

河津酒造の酒造りの大きな特徴は、昔ながらの丁寧な造りを基に”チャレンジングな酒造り”を実施している点です。
 
なぜチャレンジを続けるのかを河津代表に伺うと、「酒造りという日本の素晴らしい文化を100年後、さらにその先まで承継させるため」「人生最後の日に飲む酒を造るという目標があるため」であると言います。
 
常識に囚われない酒造りを
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河津酒造では毎年数種類の新しい酒造りにチャレンジしており、その中から生まれた「花雪」は素晴らしい出来で評判が良く、定番化した商品の1つです。

酒造りによく用いられるのは、山田錦をはじめとした酒造好適米と呼ばれる品種ですが、河津酒造では新しい酒を造るチャレンジの一環として、食用米を用いた酒造りも積極的に行っています。
今年は少し特殊な食用米を用いて、詳細は秘密となりますが独自製法で新しい酒を製造してみました。
 
すると、驚くほどフレッシュで、ライチの香りが爽やかな甘口の酒に仕上がり、蔵のメンバーや飲んだ方の評判も上々でした。

「これまで酒造好適米とされていなかった米が、現代の日本の気候や水、造り方によっては酒に適している可能性があります。こういった新しい発見や驚きを日々追求して、”河津酒造ならでは”の美味しい酒をこれからも造っていきたい」と河津代表は言います。
 
「造りたい酒」だけではなく「市場のニーズを汲んだ酒」も造る
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河津代表が蔵を継いだ当時の河津酒造の酒は、味わいにこれといった特徴がなく、地元で細々と消費されているものでした。
酒造りについて再考し「何の特徴もない酒では、小さな酒蔵が生き残っていくことはできない」と考えた代表は、酒造りの考え方や方向性の改革を行いました。

蔵を継ぐ前は東京のIT企業で勤務していたという河津代表は、マーケット研究や数値の分析を得意としています。
酒造りにも、職人の感覚だけに頼らない「数値」の集積や「マーケット・需要」の考えを取り入れ、自分達が造りたい酒だけではなく、市場に迎合する酒造りを開始しました。
 
酒蔵が今後も生き残っていくために、市場のニーズや意見を吸い上げて酒造りに反映していくことは重要です。
河津酒造では、ニーズを研究して酒を造り、ヒットすればその酒の何が響いたのかを研究し、こういうことをしたから結果が出た、とフィードバックを続けることで、職人の感覚頼りにならない酒造りを実現しています。
 
現代的×丁寧な手造り
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現代的な考えを取り入れても、手造りであることを大切にしています。
「消費者に見えない部分だからこそプライドを持って徹底的に、丁寧に。この部分は必ず酒に表れます」と河津代表は言います。

河津酒造は全量「槽袋搾り」で製造しています。
槽袋搾りは、醪を入れた酒袋を酒槽に重ね、機械による急な圧力をかけずに自重で酒を搾る方法です。
時間と手間がかかる方法ですが、この方法を採用することで酒の味はまろやかに、上質なものになります。

効果検証や研究といった現代的な考えを取り入れながらも、あくまでも軸となるのはお客さまが求める美味しい酒を造ることです。求められる酒造りに必要なものが最新鋭の造りや機械とは限らず、古いものであった場合は掘り起こして使用しています。
 
このような柔軟性は河津酒造の酒造りの大きな強みとなってます。

 

特長はキレの良い甘さ。甘い味付けの九州料理との相性が好評

受賞歴多数。河津酒造の自慢の酒をご紹介
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▲(左)純米吟醸花雪 (右)花雪AGEHAスパークリング

 

花雪・花雪AGEHAスパークリング
市場の需要に鑑み「甘口」の酒を開発しようとなった時、どうせ造るならばしっかりと甘い酒を造ろうと生み出されたのが人気銘柄である「花雪」です。
 
花雪は日本酒度-20度の超甘口の酒。
果物のような香りと濃厚でコクのある甘さ、しかし酸も程よく感じられることから、キレの良い味わいとなっています。
「これまでに飲んだことのない甘口」と驚かれる方が多く、九州料理のような甘くて濃いめの料理との相性が抜群です。
日本酒にあまり触れたことがない方にもぜひ飲んでいただきたい自信作です。

 
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▲純米大吟醸 七歩蛇

 

七歩蛇
七歩蛇とは咬まれると7歩も進むことができないと言われる蛇の妖怪の名前です。
酔っ払っていることに気づかないぐらい心地の良いお酒を造りたい、という想いから名づけました。
熊本県小国町産の酒造好適米「一本〆」を58%まで精白し、阿蘇の湧水で厳寒の中ゆっくりゆっくり醗酵させました。
飲み口のやさしい、切れの良いお酒です。

 

地域で造る酒米「一本〆」

地元農家と二人三脚
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▲掛け干しの様子

河津酒造の酒造りに欠かせないのが、地元小国で作られている「一本〆」という酒米です。
一本〆は新潟県で生まれた酒米で、五百万石と豊盃を掛け合わせることで誕生しました。使用している酒蔵が少ない、珍しい品種でもあるのです。

河津酒造が使用している一本〆は、新潟より種籾を借りて、地元小国の農家と一緒に栽培しているものです。
契約農家と栽培した一本〆は、太陽と風を利用して自然乾燥させる掛け干しを行い、丁寧に取扱をしています。
 
また、酒によっては九州産の山田錦や、熊本県で初めて生まれた酒造好適米である「華錦(はなにしき)」、阿蘇で生産されている食用米の「あきげしき」を使用した酒も製造しています。
 
酒によって様々な酒米を使用していますが、共通する思いは”一次産業を一緒に守っていきたい”という想いです。

最後に、河津代表に文化や農家に対する想いを伺いました。
 
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河津代表

日本酒製造は、製造業でもあり日本の文化産業でもありますが、年々衰退しています。好調な蔵がある一方、苦境に立っている蔵が多いのが実情です。
 
私は文化産業に携わる者として、次の時代にこの文化を継承していく責務を担っていると考えています。一社でも多くの蔵が、文化を支えるために”元気”である必要があるのです。
 
河津酒造がニーズを大切にした酒造りに転換したのは、より多くの人に飲まれる酒によって文化継承の一端を支えていきたい、という想いがあるためです。
 
また同時に、日本酒製造と一心同体である農家さんを守りたいという想いがあります。
 
私たちは、農家さんにお米をお借りして酒を造っています。
農家さんがいなければお酒も造れませんから、農家を含めて”一次産業から守っていく”ためにも製造量を伸ばしていきたいと考えています。
 
地元で「一本〆」を栽培し、食用米の「あきげしき」を使用するのは、地元の農家を応援する意味もある取り組みです。
 
私が蔵を継いで10年ほど、ありがたいことに引き合いも増え、増産が必要となる段階まで成長することができました。
日本酒製造や一次産業(農家)を同時に守っていくためにも、しっかりと製造量を伸ばしていきたいと考えています。

河津酒造を、ぜひ応援していただけましたら幸いです。
 

■営業者紹介

河津酒造株式会社
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沿革
1932年 設立 
2016年 純米酒大賞2016純米吟醸酒部門
金賞 純米吟醸 花雪
2019年 LONDON酒SAKE CHALLENGE
ゴールド賞 純米吟譲 花雪
2019年 LONDON酒SAKE CHALLENGE 
プラチナ賞 純米大吟醸 花雪
2020年 全国酒類コンクール 
第一位最高賞 純米大吟醸 七歩蛇
2020年 全国燗酒コンテストKANSAKEAWARD 
お値打ち熱燗部門金賞 あきげしき
2020年 LONDON酒SAKE CHALLENGE 
Silver賞 純米吟醸 花雪
2020年 LONDON酒SAKE CHALLENGE 
Platinum賞 純米大吟醸 花雪
2020年 インターナショナル ワイン チャレンジ 
SILVER賞 純米大吟醸 花雪
2021年 ワイングラスでおいしい日本酒アワード 
最高金賞 純米吟醸 花雪
2022年 ワイングラスでおいしい日本酒アワード 
金賞 純米吟醸 フィジーイーパッション
2022年 ワイングラスでおいしい日本酒アワード 
金賞 純米吟醸 花雪
2022年 全国燗酒コンテスト 
金賞 あきげしき
2022年 全国燗酒コンテスト 
最高金賞 ロック用原酒 原
2022年 Oriental Sake Awards 2022 (OSA) 
銀賞 純米無濾過 瓶内二次発酵花雪アゲハ スパークリング
2023年 IWC インターナショナル・ワイン・チャレンジ 
COMMENDED賞 純米大吟醸 七歩蛇
2023年 ミラノ酒チャレンジ 
Silver賞 純米大吟醸 七歩蛇
2023年 ミラノ酒チャレンジ 
Silver賞 瓶内二次発酵清酒 花雪揚羽
2023年 ミラノ酒チャレンジ 
Platinum賞 純米吟醸 花雪

 

営業者概要
(2023年8月31日現在)
商号 河津酒造株式会社
所在地 熊本県阿蘇郡小国町大字宮原1734番地2
事業内容 酒造業、不動産賃貸業
設立日 1953年10月17日
代表者 河津悦雄・河津宏昭
決算日 9月30日


 

■代表者紹介

代表取締役社長 河津宏昭
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略歴
KUMON LEYSIN ACADEMY OF SWITHERLAND スイス公文学園高等部 卒業
立命館アジア太平洋大学アジアマネジメント学部 卒業
株式会社サイバード 退職
河津酒造株式会社 入社
2024年2月22日 16:30【まもなく募集終了】大吟醸の搾りが始まりました

今年の大吟醸の搾りが始まりました。
もろみを袋に入れて吊るした重みだけで搾りをし、斗瓶取りしています。
今年も美味しい大吟醸が出来ています。
 
3月17日(日)開催の新酒祭りではこの斗瓶取りも限定販売致しますので、是非この機会に温泉郷小国へ足をお運びいただけますと幸いです。

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昨年9月から募集を始めましたファンドも、いよいよ残り1週間です。
今季もこだわった酒造りができており、特典のお酒も自信をもってお届けさせていただきます。
現在、出資をご検討中の皆さまにおかれましては、この機会に応援いただけますと幸いです。
 


河津酒造 新酒祭り
日時:2024年3月17日(日)10:00~16:00
場所:河津酒造 蔵敷地内(熊本県阿蘇郡小国町大字宮原1734番地2)
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コロナ以降、初めての通常規模での開催です。
多くの皆さまにお越しいただけることを、一同楽しみにしております。

2024年2月16日 14:00河津酒造の考える今後の酒造りについて

ファンドの募集期間も残り2週間となりました。
募集総額の80%を超えるご出資をいただき、感謝申し上げます。
今回は、私たちがどのような酒を造り、また、今後どのような酒を造っていきたいのかを書かせていただきます。
 
 
 
酒に限らず、味のトレンドは時代で変わります。
「日本酒は淡麗辛口がおいしい」という概念も昨今では薄れてきており、そのような市場の需要に鑑み、どうせ造るならばしっかりと甘い酒を造ろうと生み出されたのが人気銘柄となりました日本酒度-20度の超甘口「花雪」です。
その他にも毎年数種類の新しい酒造りにチャレンジしており、小さな蔵ならではの小回りを効かせた商品開発をおこなうことで市場の変化を反映しています。
 
 
味のトレンドは、コロナ禍によって更に変化しました。それは、アルコールを口にするシチュエーションが変わったことに起因していると考えています。
大人数よりも少数で、日常よりも大切な日に。特に日本酒を嗜んでいただくタイミングはこの変化を大きく受けていると思いますし、私たち自身、大切な場に「河津酒造の酒」を選んでいただきたいとも思っています。
 
そのためには、私たちの酒を大切な日に選ぶ理由、価値を酒造りに落とし込んでいくことが重要です。
「人生最後の日に飲む酒を造る」という目標を定め、従業員一同、チャレンジングな酒造りをしつつ、蔵で培われてきた「伝統の継承」も重視して丁寧にこだわりを持って酒と向かい合っています。
 
 
 
酒造りという日本の素晴らしい文化を100年後、さらにその先まで承継させるため、その一端を私たちが担うことができれば、と強く願っています。

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2024年2月9日 19:15今回の設備投資について

私たちの蔵は、約10年の間で特に純米吟醸酒の引き合いが増え、需要に対して製造が追いついていない状況にあります。
特に人気銘柄については、蔵を100%稼働させても、年間を通じて販売できるだけの量を醸造できておりません。
 
今回多くの皆さまから投資いただいております資金は、醸造能力の増強を目的とした設備投資に充てさせていただきます。
具体的にはタンクを冷却するためのチラー(冷却器)と、それを運用するためのキュービクルを導入します。
 
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▲蔵で使っている大型タンク
 
これにより、蔵で保有している冷却器の付いていない大型タンクを稼働させられるようになり、創業より守ってきた「お酒の美味しさ」「こだわりのある作り方」を更に追求しながら、醸造1回あたりの生産量を大幅に増やす計画です。
 
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▲キュービクルの設置工事が始まりました
 
熊本の温泉郷で90年、こだわりを持って酒造りを続けてきた小さな蔵の成長を多くの皆さまに応援いただけますと幸いです。
 

2023年12月20日 17:00新酒、ご好評いただいております

この度は多くの皆さまからのご支援をいただき、誠にありがとうございます。
先週末から小国町も気温がグッと下がり、朝方はマイナス4度など冷え込んできました。
 
10月から今季の酒造りを開始しておりますが、大変嬉しいことに100%の稼働でも新酒の供給が追い付かない状況にあります。
年末年始も近づいており、より多くの方に酒を口にしていただくため、蔵は慌ただしい日々を送っています。
 
 
しかし一方で、酒造りの技術は、一年に一度だけの“造り”によって養われていくものです。
量に追われず質に時間をかけて、その時代、その瞬間に求められている日本酒を追求していくことが必要だと、私たちは考えています。
 
 
今季はまだ始まったばかりです。
一本一本を手作業で、丁寧に仕上げて届けていきたいと思います。
 
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2023年10月30日 16:00「全量槽袋搾り」のこだわり

この度は多くの皆さまからのご支援をいただき、誠にありがとうございます。
私たちは熊本県の小国町という人口約7,000人の温泉郷で酒造りをしています。
 
 
河津酒造を知っていただくため、味の特徴に繋がっております槽袋搾り(ふなぶくろしぼり)についてご紹介いたします。
槽袋搾りとは、醪(もろみ)を搾ることで酒と酒粕を分ける“上槽(じょうそう)”という工程における、古くからの手法です。
 
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現在、自動圧搾機などで機械化する酒蔵も多い中で、私たちがこの手法を続ける理由は味のコントロールがしやすい点にあります。
搾る量や時間で醪から出る渋み・えぐみを細やかに調整し、味に厚みを持たせています。
 
 
自動圧搾機と比較すると作業工程が長くなり、空気に触れる時間が増えて酸化が進むというデメリットもありますが、その後の瓶詰までの工程を短くすることで補っており、最新技術と同じ水準の品質を実現しています。
 
 
時間と人手がかかり搾る量も少ない造り方ですが、“河津酒造ならでは”の味を表現するため、導入して60年以上経つ設備を使って槽袋搾りを続けております。
 
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私たちの想いに共感いただけます皆さまからのご支援をお待ちしております。
 

2023年9月8日 17:00募集開始のご挨拶

熊本県阿蘇郡小国町の酒蔵、河津酒造でございます。

日本酒製造は、製造業でもあり日本の文化産業でもありますが、年々衰退しています。
好調な蔵がある一方、苦境に立っている蔵が多いのが実情です。
 
私は文化産業に携わる者として、次の時代にこの文化を継承していく責務を担っていると考えています。
一社でも多くの蔵が、文化を支えるために”元気”である必要があるのです。
 

私たちの蔵は、現在、嬉しいことに日本酒に対する引き合いが増え、需要に対して製造が追いついていない状況です。
今回はこの状況を改善するため、特に人気の高い純米吟醸酒の増産に必要な機械設備を導入します。

日本酒製造と一次産業(農家)を同時に守っていくためにも、しっかりと製造量を伸ばしていきたいと考えています。


投資いただいた皆さまには、人気銘柄である「花雪」や、特典のために特別に製造する「ファンド限定酒」をご準備いたします。
この機会に、河津酒造をぜひ応援していただけましたら幸いです。

 

forum出資者コメント
熊本県 2024.2.27
応援しています!
佐賀県 2024.2.14
熊本の日本酒…応援するしかない!
大阪府 2024.1.24
楽しみに待っています
熊本県 2024.1.15
応援してます!
熊本県 2024.1.8
熊本の日本酒大好きです。阿蘇から世界に広がってほしいです!
茨城県 2023.12.30
このファンドを通じて熊本の日本酒を勉強させて頂きます。よろしくお願いします。
岡山県 2023.12.29
応援しております。頑張ってください。
京都府 2023.12.28
美味しいお酒を造ってください
東京都 2023.12.28
特徴のある酒造り、チャレンジングな酒造りに期待してます。
熊本県 2023.12.13
花雪のファンです!美味しい日本酒楽しみにしています
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