受付中 「衣」のサステナブルを実現するCoatolieファンド
補正・仕立てのDX化で「使い続ける」が当たり前の世の中へ
3口以上:上記に加え、残布を使った樟脳(しょうのう)袋の作成キットと、樟脳袋を一緒に作るWEBワークショップへのご招待 特典の詳細を見る
本匿名組合契約の名称 | 「衣」のサステナブルを実現するCoatolieファンド |
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営業者 | 株式会社Coatolie |
出資金募集最大総額(口数) | 6,000,000円 (200口) |
出資金募集最低総額 | - |
申込単位(1口あたり) | 30,000円/口 (内訳:出資金30,000円 取扱手数料0円) (上限口数:100口) |
会計期間 | 2025年4月1日~2030年3月31日 |
決算日 | 第1回 2026年3月31日 第2回 2027年3月31日 第3回 2028年3月31日 第4回 2029年3月31日 第5回 2030年3月31日 |
報告日 | 決算日から90日以内 |
分配日 | 決算日から120日以内 |
決済方法 | (1)お振込み お申込後、当社からお送りするメールに記載の金融機関口座へお振込みください。 (2)クレジットカード決済(以下のカードに対応) |
ファンド対象事業
本匿名組合契約に基づき、営業者が行うすべての事業(衣料品の補正事業等)のことをいいます。資金使途
ファンド資金は、以下のとおり使用いたします。項 目 | 金 額 |
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無人受付ロッカー設備一式 | 5,000,000円 |
業務委託費(最大) | 1,000,000円 |
合 計 *1 | 6,000,000円 |
事業計画
今後の事業計画は以下のとおりです。ただし、営業者及び取扱者は、本匿名組合事業の売上金額として、本事業計画の売上金額を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。1. 事業計画上の売上について
事業計画上の累計売上金額(税抜)、本匿名組合契約におけるリクープ売上金額(税抜)は下記のとおりです。
前期実績 | 2023年12月期 | 税抜 | 21,979千円 |
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損益分岐 | 5年間 | 税抜 | 260,869千円 |
事業計画 | 5年間 | 税抜 | 631,145千円 |
(内訳:1〜5年目)
1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目 | 5年目 | |
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事業計画 (売上金額) |
68,563千円 | 94,581千円 | 126,218千円 | 158,209千円 | 183,572千円 |
既存店舗 | 24,109千円 | 26,127千円 | 26,400千円 | 27,027千円 | 27,027千円 |
無人受付ロッカー | 2,454千円 | 4,909千円 | 14,727千円 | 24,545千円 | 29,454千円 |
委託店舗 | 40,909千円 | 61,363千円 | 81,818千円 | 102,272千円 | 122,727千円 |
ECサイト | 1,090千円 | 2,181千円 | 3,272千円 | 4,363千円 | 4,363千円 |
2. 事業計画上の実施施策(運営の方針)について
営業者は開業6年、法人成り1年目の衣料品補正業者です。開業以来、熊本県内で5店舗を営んでおり、実績を積み上げてきました。今後は以下の施策の実施を進めることで、事業計画の達成を図ります。
a. 新サービスの開始および委託店への営業活動
営業者は、既に新サービスである無人受付ロッカーの設置が募集開始時点で県外1か所が決定しており、計画最終年度に12か所まで増やす計画です。また、QRコードを設置する委託店とも交渉が進んでおり、今後、西日本を中心に計画最終年度に委託先60店でのサービス展開をおこなう計画です。
b. WEB広告による訴求
本事業は、利用者の生活様式に依らず幅広いユーザーへ提供可能なオムニチャネル展開をおこなうものです。WEB広告により潜在層・準顕在層へ訴求します。特に昨今利用が増えつつある若年層の利用を促進します。
分配計算式
匿名組合員への1口あたりの分配金額は、以下の計算式により算定いたします。なお、1口あたりの分配金に円未満の端数が生じた場合は、端数を切り捨てて算定いたします。
リクープ前:
売上金額(税抜)×2.3%÷200口×1口
リクープ後:
リクープ売上金額(税抜)×2.3%÷200口×1口
+(売上金額(税抜)-リクープ売上金額(税抜))×0.3%÷200口×1口
匿名組合員にとっての損益分岐点のことをいいます。本匿名組合契約に基づく分配金額の合計が匿名組合員からの出資金と同額になることです。
金銭による分配金額のシミュレーション
本匿名組合契約における金銭による分配金額のシミュレーションは以下のとおりです。なお、シミュレーションの目的は、本匿名組合事業の売上に応じた分配金額を予想することにあります。したがって、売上を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
(1口30,000円の出資の場合)
1年間 | 売上金額 | 分配金額 | 償還率 | 源泉徴収後 償還率 |
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損益分岐前 | ¥130,434,783 | ¥15,000 | 50.0% | 50.0% |
損益分岐 | ¥260,869,566 | ¥30,000 | 100.0% | 100.0% |
事業計画 | ¥631,145,452 | ¥35,554 | 118.5% | 114.7% |
(注1)匿名組合員に対する出資1口あたり分配金額は、上記に記載の算出式に基づいて計算されます。
(注2) 表中の償還率は、次の算出式によって計算される全会計期間に係る1口あたり分配金額の合計額を基にした償還率であって、年率ではありません。1口30,000円の出資金に対し、1口分配金額が30,000円となる時点を償還率100%としています。(匿名組合員に対する出資金1口あたり分配金額/30,000円)
(注3) 匿名組合員への損益の分配について、利益が生じた場合は当該利益の額に対して20.42%(復興特別所得税0.42%含む)の源泉税徴収が行われます。なお、将来税率が変更された場合には、変更後の税率により計算が行われます。また、利益とは出資者に対する分配金額が匿名組合出資金額を超過した場合における当該超過額をいいます。したがって、匿名組合員に対する分配が行われても、利益が生じるまでは源泉徴収は行われません。
「衣」のサステナブルを実現するCoatolieファンドの締結については、以下のような留意点およびリスクがあります。
1. 債務超過のリスク
営業者は募集開始日時点で設立後1年未満であり、決算書はありません。今後、債務超過に陥った場合には、次のような不利益を被るリスクがあります。まず、債務超過の営業者は新規の借入ができない可能性があります。また、取引先との取引継続に支障が生じる可能性があります。次に、債務超過は、営業者の破産、民事再生、会社更生又は特別清算等の各手続きの開始原因であり、営業者についてこれらの手続きの申立てがあると、本匿名組合契約は直ちに終了します。さらに、債務超過の場合、営業者の資産に対して債権者による仮差押命令が発令される可能性が高くなります。仮差押命令が発令された場合、取引先との取引に支障が生じたり、金融機関からの借入等に関して、期限の利益が喪失する等により、支払不能となり事業継続に支障をきたす可能性があります。また、仮差押命令が発令されると、本匿名組合契約は直ちに終了します。いずれの場合にも、出資金の全部が返還されないリスクがあります。
2. 営業者の倒産に関するリスク
今後の事業の状況如何によっては、営業者が支払不能に陥り、又は営業者に対して破産、会社更生、民事再生などの各種法的倒産手続きの申立てがなされる可能性等があり、これらに該当することとなった場合には、本匿名組合事業における売上金額により分配金額が発生していたとしても、本匿名組合契約に基づく分配金額の支払い、又は出資金の返還が行われないリスクがあります。匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権(出資金返還請求権及び利益分配請求権をいいます。以下同じです。)には、何ら担保が付されていません。また、営業者が破産等の法的倒産手続きに移行した場合には、匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権は、他の優先する債権に劣後して取り扱われます。そのため、法的倒産手続きの中で、他の優先する債権については支払いがなされ、回収が図られた場合であっても、匿名組合員が有する支払請求権については一切支払いがなされないリスクもあります。
3. 資金調達のリスク
営業者は本匿名組合事業の必要資金を本匿名組合契約による出資金でまかなう計画です。したがって、本匿名組合契約での資金調達が滞る場合、事業計画通りに本匿名組合事業を開始することができないリスク及び事業計画の売上規模が縮小するリスクがあります。なお、本匿名組合契約での資金調達の状況により、金融機関からの借入やリース契約等で資金調達を行い、本匿名組合事業を開始する可能性があります。
4. 経営陣の不測の事態に係るリスク
本匿名組合事業について、経営陣に不測の事態(病気・事故・犯罪に巻き込まれる等)が生じることにより、本匿名組合事業の運営に重大な影響を及ぼす可能性があります。当該リスクに対しまして、本匿名組合契約では各種保険等によるリスク・ヘッジを行いません。
5. 大地震・大津波等の自然災害のリスク
大きな地震や津波、台風等の自然災害等に起因する要因により、事業の継続に悪影響を及ぼすリスクがあります。
6. 風評被害によるリスク
伝染病、放射能汚染等その他の理由により、風評被害を受けるリスクがあります。
7. 許認可等に関するリスク
本匿名組合事業の実施にあたっては、関連する許認可が必要となる可能性があります。営業者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、その後かかる許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。
8. 訴訟等に関するリスク
営業者の事業活動において、製造物責任、環境保全、労務問題、取引先等との見解の相違等により訴訟を提起される、又は訴訟を提起する場合があり、その動向によっては営業者の事業に悪影響を及ぼすリスクがあります。また、訴訟等が行われることにより、営業者の社会的信用等に悪影響を及ぼすリスクがあります。
9. 本匿名組合契約未成立のリスク
取扱者が営業者に対して出資金を送金する前に、本匿名組合契約が終了した場合には、本匿名組合契約は遡って未成立とみなします。この場合、既に支払われた出資金及び取扱手数料は速やかに返還しますが、利益の分配を受けることはできません。その際、当該出資金及び取扱手数料の返還にかかる振込手数料については申込者にご負担いただきます。
10. サービス等の提供に関するリスク
本匿名組合事業については、原材料の調達状況、人員及び設備の稼働状況、不慮の事故、天災・伝染病その他の不可抗力等により、事業計画達成に必要なサービス等の質及び量を確保できない可能性があります。この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
11. 販売に関するリスク
本匿名組合事業で販売する商品については、営業者の判断の下で販売されますが、販売時の景気動向、市場の需給状況、天災・伝染病その他の不可抗力等により、予定単価及び予定量を大幅に下回る可能性があります。この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
12. 店舗を撤退するリスク及び業態を変更するリスク
営業者が、本匿名組合事業の継続が不適当又は不可能であると判断した場合には店舗を撤退する可能性があり、その場合、出資金は減額されて返還されるリスクがあります。また、営業者が、本匿名組合事業の業態のままでは事業の継続が不適当又は不可能であると判断した場合には業態を変更して事業を継続する可能性があり、その場合、当初の事業計画上の売上金額を達成することができなくなるリスクがあります。
13. 新規出店に関するリスク
本匿名組合事業では、新規出店を計画しておりますが、新規出店に予想外のコストや時間が生じ、出店計画の中止や変更の可能性があり、その結果、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
14. 特典の進呈に関するリスク
営業者は匿名組合員に対し、特典の進呈を行うことを予定しておりますが、事情により特典の進呈を行うことができない、又は、変更するリスクがあります。
15. 事実の調査に関するリスク
取扱者が行う事実の調査は、取扱者独自の水準に基づき実施される調査であり、また、入手資料及び営業者への質問の回答について、すべて真実であることを前提としておりますが、事実の調査が誤るリスクがあります。また、取扱者の事実の調査に基づくファンド組成の判断は、匿名組合員への分配金額や出資金の返還を保証するものではなく、営業者の事業計画や、営業者が破産等しないことを保証するものではないことにくれぐれもご留意下さい。
出資者の皆さまには、口数に関わらずECサイトで、会計期間中にご利用いただける10%OFF電子クーポン1回分を、募集終了後、会計期間中にメールでお送りいたします。
コアトリエ HP
https://coatolie.com/
サービス内容・参考料金表
https://coatolie.com/#s_price
※表示料金は店頭受け渡しのものとなります。店頭以外での価格設定は異なりますので利用時にご確認ください。
また、3口以上ご出資の方には上記電子クーポン1枚に加え、残布(リユースの生地)を使った樟脳(しょうのう)袋の作成キットを1つ郵送し、一緒に作るWEBワークショップへご招待いたします。
※樟脳袋とは、衣服と一緒に保管する天然の防虫剤です。樟脳は一般的にクスノキから抽出されたものを指しますが、今回お届けする商品はスギ・ヒノキ・キリなどの国産材を手作りの袋に入れてお楽しみいただくものです。
※画像はイメージです。残布を利用した商品のため、柄の指定はできません。
(注1) 特典は、営業者の都合により内容が変更される場合や実施ができなくなる場合もあることをご留意ください。 |
(注2) 特典の詳細につきましては、募集終了以降、別途ご連絡いたします。 |
(注3) 海外への発送はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。 |
「お直しの想いと技術を、日本のアイデンティティに。」
をミッションとし、環境負荷が非常に大きいとされるファッション産業において、衣服をお直しして長く着続けることが当たり前の世界になることを目指してきました。
しかし同時に、担い手不足によって店舗経営が困難となっている業界の課題に直面しています。
本ファンドでは、これらの課題解決に向けて、補正事業のDX化を促進するため、無人受付ロッカー設置に必要な設備資金を募集し、お直し・補正が気軽にできるサステナブルな世の中の実現を目指します。
※出資者のみなさまには、対象事業が地域・社会・環境へ具体的にどのように貢献しているか、ファンド運用期間を通してご確認いただけるよう、一定の指標を設定してご報告する予定です
事業のポイント
- 地方の補正業界を持続可能なものにするため、DX化を進めてきたCoatolie
- 3つの新たな受付システムを提供することであらゆる生活シーンに対応する
- 大量生産、大量消費の物的志向から、大切なものを使い続ける価値志向の世の中への転換
■ご確認ください■
本ファンドは、ミュージックセキュリティーズ株式会社が取扱者として募集する『「衣のサステナブルを実現」コアトリエファンド』と合わせて6,000,000円の募集を計画しております。2つのファンドの合計出資額が当該金額に達した場合、募集を終了いたします。
このため、本ファンドの「集まっている金額」は、2つのファンドの合計額となるよう随時情報を更新しております。
また、6,000,000円を超えてお申し込みがあった場合、お申し込みのキャンセルをさせていただくことがございます。この場合には、メールにてお知らせいたします。何卒ご了承をお願いいたします
衣服の3R(リサイクル・リユース・リペア)
ファッション産業は、大量生産・大量消費、大量廃棄により、製造にかかる資源やエネルギー使用の増加、ライフサイクルの短命化などから環境負荷が非常に大きい産業として、国際的な課題となっています。服1着を生産(原材料調達から店頭に届くまで)するにあたり、約25.5kgのCO2を排出(500mlペットボトル約255本製造分と同等)し、約2,300ℓ(浴槽約11杯分)の水を消費するといわれていますが、衣類製造の多くを海外に依存する日本においては、その環境負荷が見えにくいのが現状です。
そのような中でも、近年ではSDGsが謳われ、衣服に対する意識は、3R(リサイクル・リユース・リペア)へと変化してきており、衣服の生産から着用、廃棄に至るまで環境負荷を考慮したサステナブル(持続可能)なファッションへの取り組みは、近年急速に拡がっています。
今回の事業は、これから更に進むと予想される「『買い替え』から『使い続ける』が当たり前になる世の中」を目指すものです。
▶「環境省_サスティナブルファッション」より抜粋(https://www.env.go.jp/policy/sustainable_fashion/)
店舗のDX化を進めてきたCoatolie
▲Coatolie 本店(熊本市中央区新大江)
Coatolieは、2018年のオープン以来、熊本県内のみならず全国のお客様へお直しや補正を提供してきました。
ズボン、スカートの裾上げやほつれ直しなど日常的なものから、ジャケットのサイズ調節などの高度な技術を必要とするお直しまで幅広く対応し、お客様の体型に合わせた補正をすることで、身のこなしやボディラインをより美しく魅せ、長く愛着のわく一点となるような提案もおこなっています。
<お直し例>
遠隔接客システムを活用した事業承継
現在では、熊本県内で5店舗を運営しているCoatolieですが、2店舗目以降はお客様を抱えながらも、人手不足により事業継続が困難な店舗を引き継いだものでした。技術者の高齢化が進む一方で、新たに縫製技術を持った人員の確保が困難な状況に、廃業、もしくは近い将来廃業せざるを得ない補正店が多くあります。
また、人手不足の中、縫製人員が受付業務を作業と並行しておこなう必要があり、生産性が落ちてしまうことも店舗運営において課題となっています。
Coatolieが店舗を引き継ぐにあたり、人手不足という課題を解消するために開発したのが、縫製業界で初となる遠隔接客システム「RURA(ルーラ)」です。
「RURA(ルーラ)」は、受付・決済業務をディスプレイを通して遠隔でおこない、併設するロッカーでのお預かりと受け取りができるシステムです。
お客様には顔の見える安心感を持っていただきながら、時間外受け取りも可能にするなど柔軟な補正・お直しの機会を提供し、利便性と省人化を両立させています。
また、接客と縫製の人員を分けて雇用することで、対人接客が苦手な方を縫製担当、在宅就労者を接客担当として雇用することができ、人手不足の解消も実現することができました。
更なるDX化に向けて
システム開発による3つの受付チャネル
Coatolieでは、更なるDX化に向けてクラウドを利用した新たな受付管理システムの開発を行っています。このシステムを使用した「無人受付ロッカーの設置」、「2次元コード設置による受付委託」、「ECサイト」を導入し、受付業務のDX化による完全無人化、更なる省人化を実現します。
1.無人受付ロッカーの設置
セルフ受付対応タブレットを備えたロッカーシステムです。タブレットで受付を行い、衣服をロッカーに投函し、補正完成後の受取もロッカーでおこなうことができる完全無人化の受付システムです。
現在、熊本市のスタートアップ実証実験サポート事業として、熊本駅周辺に位置する商業施設「くまもと森都心プラザ」に無人受付ロッカーを設置し、実証実験を進めています。
無人受付ロッカーは、商業施設やスーパーマーケット、駅構内、図書館などの公共施設への設置を想定しています。
2.2次元コード設置による受付委託
パートナー店舗に補正受付のWEBページへ遷移する2次元コードを設置し、補正受付をおこなえる場所を増やします。クリーニング店やホテル、美容室、衣料品店など、補正と親和性の高い店舗への導入を想定しています。
3.ECサイトの運営
ECサイトから補正の受付をおこない、補正したい衣服は運送業者によって集荷、補正後も郵送でお渡しすることで、自宅にいながら補正をすることができます。DX化により実現する課題解決
お客様の利便性向上
受付サービスを拡充することで、近くに店舗がない、営業時間内に行けない等の不便さを取り除き、あらゆる生活シーンに対応することができます。既存顧客はもちろん、これまで不便であるがために「買い替え」の選択をしていた潜在顧客へも利用を促します。
縫製拠点の集中による人手不足の解消
今回の新たな受付サービスを展開するにあたり、Coatolieは福岡と熊本の2か所で縫製専用の工房を設けています。エリア内の工房もしくは店舗へ預かった衣服を転送し、専属の技術者によって作業をおこなうことで、縫製拠点を集中し、更なる効率化を図ります。また、工房・店舗の無いエリアや従業員のリソース不足を解消するために就労支援施設等と協業することで、縫製作業の需要増加に対応する計画です。
縫製を通してサステナブルな社会を
『衣服に込められた「想い」をつなぎ、伝統的な「技術」をつなぎ、縫製技術で「社会」をつなぐ』を経営ビジョンに掲げる大山愛美代表に、今回の事業に対する想いをお聞きしました。大山愛美代表
「大事にしてきた衣服を長くお手元に残すお直し・補正は都市部や地方に関係なく、すべての方々にとって必要な技術です。大切なものを使い続けるという「価値志向」が次世代の人々にもより広く根付いていくためにも、利便性向上と人手不足解消を実現する受付業務のDX化は必要不可欠です。
また、先人たちが培ってきた縫製技術は日本の伝統であり、アイデンティティだと考えています。この技術を未来につないでいかなければなりません。
例えば、今回の事業では就労支援施設と連携をします。就労訓練により縫製の確かな技術を持つ方々がいる一方で、その技術に見合った工賃を受け取れていない現実があります。
私たちとの協業により、縫製する機会と当たり前の報酬を得ていただくことでその技術を育てていきます。
自分達が今いる環境は当たり前ではなく、将来の子どもたちに持続可能な社会や未来を残したいと思っており、国内外問わずお直しを伝える活動もおこなってきました。
縫製の技術を通して、自分にとって大事なものを大事にして生きる人が増えていき、その行動が未来へつながることを願っています。」
営業者紹介
株式会社CoatolieMISSION -私たちの使命-
VISION -私たちのビジョン-
VALUE -行動指針-
1.補正技術の追求
2.自分らしい生き方の発見
3.ヒト・モノ・コトの価値の最大化
4.社会課題の解決に挑む
5.感謝と共創の精神
【沿革】
2018年11月 | 熊本県熊本市にて衣服補正・修理の「Coatolie」をオープン |
2020年11月 | 熊本県宇城市にて補正店を事業承継し、「リフォーム工房Coatolie」をオープン |
2022年12月 | 熊本県球磨郡錦町にて補正店を事業承継し、「Coatolie 人吉錦店」をオープン |
2023年1月 | 熊本県菊池郡大津町にて補正店を事業承継し、「Coatolie イオン大津店」をオープン |
2024年4月 | 株式会社Coatolieへ法人成り |
【受賞歴】
2022年 フィガロジャポン「BWAピッチコンテストProfessional Award」受賞2023年 くまもとDX推進コンソーシアム「くまもとDXアワード2023」 熊本市賞 受賞
2024年 一般社団法人九州ニュービジネス協議会「第21回九州ニュービジネス大賞」優秀賞 受賞
2024年 EY JAPAN「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤージャパン2024年度九州地区大会」 Challenging Spirit部門 グランプリ
【その他活動実績】
・九州経済産業局「九州経済産業局知財ハンズオン支援事業」採択・JETRO「Global Startup Acceleration Program 2024(GSAP)」プログラム参加
・AI/Sustainability (Climate and others)コース採択
・Asia Folk(アジア文化芸術祭)クラフト部門参加(2023年、2024年)
・熊本×モンゴルプロジェクトでの女性支援の為の技術訓練実施
・ラオスのNPO法人Support for Woman’s Happinessと連携し、縫製技術訓練を支援 など
営業者概要
商号 | 株式会社Coatolie |
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所在地 | 熊本県熊本市中央区新大江一丁目17番10号 |
事業内容 | 衣料品補正、特殊素材の修理・修繕、受注制作 |
設立日 | 2024年4月11日 |
代表者 | 大山 愛美 |
決算日 | 3月31日 |
代表者紹介
代表取締役 大山 愛美1982年、熊本県生まれ。
祖母が縫製業を営んでおり、お直し(補正)やオーダースーツを身近に感じ、幼少期から憧れを抱いていた。
高校(被服科)で縫製を学び、アパレルブランド、ブライダル業界を経て、全国チェーン補正店に勤務。以来24年間縫製業界に従事。
- 2024年11月15日 19:00募集を開始いたしました。
-
株式会社Coatolie代表取締役の大山愛実と申します。
弊社は洋服のお直し・リフォーム、着物のリメイクなどを、熊本県内5店舗でおこなっております。
「想い」をつなぎ、「技術」をつなぎ、「社会」をつなぐ。“Sewing Society Together”をコンセプトに、服に込められた想いを縫製の技術を通して多くの人々につなげられるよう事業の実現を目指しております。
また、日本人がもともと持っている、洋服を繕い着続けるという伝統・アイデンティティを次世代の方につなげていきたいとも考えております。
今回の受付管理システム開発、そして3つ受付チャネル新設による補正・仕立てのDX化は、こういった考えを形にするものです。
ご賛同いただく皆さまから、ご支援、ご協力をいただけますと幸いです。