運用終了 天草でKANPAIファンド2021
天草酒造の新ブランド芋焼酎開発を応援
本匿名組合契約の名称 | 天草でKANPAIファンド2021 |
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営業者 | 合名会社天草酒造 |
取扱者 | 株式会社グローカル・クラウドファンディング (第二種金融商品取引業者 九州財務局長(金商)第20号) |
出資金募集最大総額(口数) | 1,200,000円 (240口) |
出資金募集最低総額 | - |
出資申込単位(1口あたり) | 5,000円/口 (内訳:出資金5,000円 ) (上限口数:10口) |
募集受付期間 | 2021年9月30日〜2021年12月30日 ※この期間中であっても、出資金額が出資募集最大総額に達した場合は、そのときをもちまして出資の募集を終了します。 ※営業者及び取扱者の判断により、募集期間終了前であっても募集を終了する場合があるほか、募集期間を延長することがあります。 |
会計期間 | 2022年1月1日~2024年12月31日 |
分配比率 |
・リクープ前:
・リクープ後 リクープ売上金額(税抜)×24.0%÷240口×1口 +(リクープ後売上金額(税抜)-リクープ売上金額(税抜))×10.0%÷240口×1口 |
分配方法 | 期末一括分配 |
事業計画売上金額(税抜) | 6,250,000円 |
リクープ売上金額(税抜) | 5,000,000円 |
営業者の報酬 | 本匿名組合事業利益(※1)-匿名組合員の利益(※2)-取扱者の報酬 (※1)売上金額 - 事業費用 (※2)匿名組合員への分配金額 - 匿名組合出資金 |
決算日 |
第1回 2022年12月31日 第2回 2023年12月31日 第3回 2024年12月31日 |
報告日 | 決算日から60日以内 |
分配日 |
第3回決算日から90日を超えない日から随時引き出し可能 |
契約方法 |
匿名組合員になろうとする方は、取扱者のウェブサイトよりお申込みいただき、ウェブサイト上で、営業者と匿名組合契約を締結します。 なお、本契約は、出資者が出資金および取扱手数料の払込をすること及び取扱者が出資者の取引時確認(本人確認)をすることをもってその効力を生じます。 一度成立した本匿名組合契約については、一定の場合を除き、契約の取消、中途の契約解除ができませんので、十分ご検討の上お申し込みください。 |
決済方法 | (1)お振込み 以下の銀行へのお振込みが可能です。 お申込後、当社からお送りする確認のメールに記載の口座へお振込をお願い致します。 ・肥後銀行 ・鹿児島銀行 ・熊本第一信用金庫 ・熊本銀行 ・三菱UFJ銀行 ・みずほ銀行 ・三井住友銀行 ・PayPay銀行 (2)クレジットカード JCB、AMEX、DinersClubのクレジットカードがご利用可能です。 |
ファンドの対象事業
本匿名組合の対象事業は、営業者が行う熊本県天草市新和町の耕作放棄地を整備して育てるサツマイモを原料として、2022年秋頃に仕込みを行う新ブランド芋焼酎の製造および販売事業のことであり、本匿名組合事業の成果をもって、損益の分配及び出資金の返還を行います。
資金使途
皆様からの投資金は、サツマイモを植える耕作放棄地の整備や芋焼酎を製造する運転資金に充当させていただきます。
事業計画
今後の事業計画は以下のとおりです。
ただし、営業者及び取扱者は、本匿名組合事業の売上金額として、本事業計画の売上金額を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
1.事業計画上の売上について
事業計画上の累計売上金額(税抜)、本匿名組合契約におけるリクープ売上金額(税抜)は下記のとおりです 。
2.事業計画上の実現施策(運営の方針)について
当社は、明治32年の創業以来、焼酎の製造・販売及びそれに付随する業務を行い、実績を積み上げてきました。
今後は以下の施策の実施を進めることで、事業計画の達成を図ります。
(1)天草酒造の商品を取り扱う既存販路への展開
これまで、天草酒造の商品を取り扱っていただいている酒販店を中心に販売してまいります。
また、専門家によるオリジナルラベルなども制作する予定であり、焼酎の味や質だけでなく、外見にも拘った特別な芋焼酎として販売致します。
(2) 直営店・地域イベントでの販売
2021年5月にオープンした「KANPAI AMAKUSA」へ訪れていただいたお客様への販売や地域と一体となったイベントなどでの販売促進活動も行います。
分配計算式
匿名組合員への1口あたりの分配金額は、以下の計算式により算定いたします。
なお、1口あたりの分配金に円未満の端数が生じた場合は、端数を切り捨てて算定いたします。
リクープ前:
リクープ前売上金額(税抜)×24.00%÷240口×1口
リクープ後:
リクープ売上金額(税抜)×24.0%÷240口×1口
+(リクープ後売上金額(税抜)-リクープ売上金額(税抜))×10.0%÷240口×1口
金銭による分配金額のシミュレーション
本匿名組合契約における金銭による分配金額のシミュレーションは以下のとおりです。
なお、シミュレーションの目的は、本匿名組合事業の売上に応じた分配金額を予想することにあります。
したがって、売上を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
(1口5,000円の出資の場合)
(注1)匿名組合員に対する出資1口あたり分配金額は、上記に記載の算出式に基づいて計算されます。
(注2) 表中の償還率は、次の算出式によって計算される全会計期間に係る1口あたり分配金額の合計額を基にした償還率であって、年率ではありません。
1口5,000円の出資金に対し、1口分配金額が5,000円となる時点を償還率100%としています。
匿名組合員に対する出資金1口あたり分配金額/5,000円
(注3) 匿名組合員への損益の分配について、利益が生じた場合は当該利益の額に対して20.42%(復興特別所得税0.42%含む)の源泉税徴収が行われます。
なお、将来税率が変更された場合には、変更後の税率により計算が行われます。
また、利益とは出資者に対する分配金額が匿名組合出資金額を超過した場合における当該超過額をいいます。
したがって、匿名組合員に対する分配が行われても、利益が生じるまでは源泉徴収は行われません。
匿名組合契約「天草でKANPAIファンド2021」の締結については、以下のようなリスクがあります。
1. 債務超過のリスク
営業者は募集開始日の直前期における決算書上、債務超過ではありませんが、今後、債務超過に陥った場合には、 次のような不利益を被るリスクがあります。
まず、債務超過の営業者は新規の借入ができない可能性があります。また、取引先との取引継続に支障が生じる可能性があります。
次に、債務超過は、営業者の破産、民事再生、会社更生又は特別清算等 の各手続きの開始原因であり、営業者についてこれらの手続きの申立てがあると、本匿名組合契約は直ちに終了します。
さらに、債務超過の場合、営業者の資産に対して債権者による仮差押命令が発令される可能性が高くなります。
仮差押命令が発令された場合、取引先との取引に支障が生じたり、金融機関からの借入等に関して、期限の利益が喪失する等により、支払不能となり事業継続に支障をきたす可能性があります。
また、仮差押命令が発令されると、本匿名組合契約は直ちに終了します。いずれの場合にも、出資金の全部が返還されないリスクがあります。
2. 営業者の倒産に関するリスク
今後の事業の状況如何によっては、営業者が支払不能に陥り、又は営業者に対して破産、会社更生、民事 再生などの各種法的倒産手続きの申立てがなされる可能性等があり、これらに該当することとなった場合には、本匿名組合事業における売上金額により分配金額が発生していたとしても、本匿名組合契約に基づく分配金額の支払い、又は出資金の返還が行われないリスクがあります。
匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権(出資金返還請求権及び利益分配請求権をいいます。以下同じです。)には、何ら担保が付されていません。
また、営業者が破産等の法的倒産手続きに移行した場合には、匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権は、他の優先する債権に劣後して取り扱われます。
そのため、法的倒産手続きの中で、他の優先する債権については支払いがなされ、回収が図られた場合であっても、匿名組合員が有する支払請求権については一切支払いがなされないリスクもあります。
さらに、リクープが実現できなかった場合において、残存在庫が存在していても、他の債権者への現物弁済その他の理由により現物分配が行われないリスクがあります。
3. 資金調達のリスク
営業者は本匿名組合事業の必要資金を本匿名組合契約による出資金でまかなう計画です。
したがって、本匿名組合契約での資金調達が滞る場合、事業計画通りに本匿名組合事業を開始することができないリスク及び事業計画の売上規模が縮小するリスクがあります。
なお、本匿名組合契約での資金調達の状況により、金融機関からの借入やリース契約等で資金調達を行い、本匿名組合事業を開始する可能性があります。
4. 経営陣の不測の事態に係るリスク
本匿名組合事業について、経営陣に不測の事態(病気・事故・犯罪に巻き込まれる等)が生じることにより、本匿名組合事業の運営に重大な影響を及ぼす可能性があります。
当該リスクに対しまして、本匿名組合契約では各種保険等によるリスク・ヘッジを行いません。
5. 大地震・大津波等の自然災害のリスク
大きな地震や津波、台風等の自然災害等に起因する要因により、事業の継続に悪影響を及ぼすリスクがあります。
6. 風評被害によるリスク
伝染病、放射能汚染等その他の理由により、風評被害を受けるリスクがあります。
7. 許認可等に関するリスク
本匿名組合事業の実施にあたっては、関連する許認可が必要となる可能性があります。
営業者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、その後かかる許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。
8. 訴訟等に関するリスク
営業者の事業活動において、製造物責任、環境保全、労務問題、取引先等との見解の相違等により訴訟を提起される、又は訴訟を提起する場合があり、その動向によっては営業者の事業に悪影響を及ぼすリスクがあります。
また、訴訟等が行われることにより、営業者の社会的信用等に悪影響を及ぼすリスクがあります。
9. 本匿名組合契約未成立のリスク
取扱者が営業者に対して出資金を送金する前に、本匿名組合契約が終了した場合、本匿名 組合契約は遡って未成立とみなします。
この場合、既に支払われた出資金及び取扱手数料は速やかに返還しますが、利益の分配を受けることはできません。
その際、当該出資金及び取扱手数料の返還にかかる振込手数料については申込者にご負担いただきます。
10. 生産に関するリスク
本匿名組合事業の商品の生産については、原料の調達状況、設備の稼働状況、不慮の事故、天災・伝染病その他の不可抗力等により、想定を大幅に下回る可能性があります。
この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
11. 販売に関するリスク
本匿名組合事業で販売する商品については、営業者の判断の下で販売されますが、販売時の景気動向、市場の需給状況、天災・伝染病その他の不可抗力等により、予定単価及び予定量を大幅に下回る可能性があります。
この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
12. 食中毒が生じるリスク
本匿名組合事業において食中毒が発生し、営業停止等の措置がとられ、営業活動ができないリスクがあります。
また、食中毒が生じた場合、その後の営業者の事業に著しい悪影響を及ぼすリスクがあります 。
13. 店舗を撤退するリスク及び業態を変更するリスク
営業者が、本匿名組合事業の継続が不適当又は不可能であると判断した場合には店舗を撤退する可能性があり、その場合、出資金は減額されて返還されるリスクがあります。
また、営業者が、本匿名組合事業の業態のままでは事業の継続が不適当又は不可能であると判断した場合には業態を変更して事業を継続する可能性があり、その場合、当初の事業計画上の売上金額を達成することができなくなるリスクがあります。
14. 新商品に関するリスク
本匿名組合事業には新商品の生産及び販売が含まれます。
当該新商品については、商品の研究開発スケジュールの進捗状況や研究過程における不慮の事故等により、開発が失敗に終わり、商品化できないリスクがあります。
また、新商品の生産及び販売の体制構築、販路の拡大等に予想外のコストや時間を要する可能性があります。
これらの結果、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
15. 新規事業に関するリスク
本匿名組合事業には新規事業が含まれており、商品の安定的な確保、販路の獲得や販売体制の整備等の運営体制の構築に予想外のコストや時間を要する可能性があり、その結果、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
16.特典の進呈に関するリスク
営業者は匿名組合員に対し、特典の進呈を行うことを予定しておりますが、事情により特典の進呈を行うことができない、又は、変更するリスクがあります。
17. 事実の調査に関するリスク
取扱者が行う事実の調査は、取扱者独自の水準に基づき実施される調査であり、また、入手資料及び営業者への質問の回答について、すべて真実であることを前提としておりますが、事実の調査が誤るリスクがあります。
また、取扱者の事実の調査に基づくファンド組成の判断は、匿名組合員への分配金額や出資金の返還を保証するものではなく、営業者の事業計画や、営業者が破産等しないことを保証するものではないことにくれぐれもご留意下さい。
投資いただいた皆様には、投資口数に応じた特典を提供させていただきます。
1口以上:KANPAI AMAKUSAで使えるワンドリンクサービス券 1枚
注意:2口以上購入された場合もサービス券は1枚となります。
※KANPAI AMAKUSAとは、2021年5月にオープンした天草酒造に隣接するカフェ兼ショップ
3口以上:上記に加え、投資家限定イベント「芋掘り」へのご招待(4名まで)
※2022年11月頃の開催を予定しています。
※希望者多数の場合は、抽選となる場合がございます。
5口以上:上記に加え、投資家限定イベント「新焼酎を楽しむ会」へのご招待
※2022年11月下旬頃の開催を予定しています。
10口:上記に加え、プロジェクトで製造する新ブランド芋焼酎 4合瓶1本
※2024年2月頃郵送にてお届けいたします。
熊本県天草市新和町で122年間焼酎を造り続けてきた「天草酒造」が、耕作放棄地を整備して育てるサツマイモを原料として、全て天草産の芋焼酎を製造するための投資を募集します。
※年利は、ファンド会計期間3年間の終了時、事業計画売上額を達成していた場合の分配額を基に算出しています。詳細は、「ファンド情報」内「分配シミュレーション」をご覧ください。
※事業計画売上額の達成を保証するものではありません。
出資者の皆様には、今回製造する新ブランドの芋焼酎の売上金額に応じた分配金と口数に応じた特典をお届けいたします。
事業計画では、3年間の会計期間で2,500本の芋焼酎を製造し、売上高6,250,000円(税抜)を目標としています。
一口当たり5,000円を投資いただくと、3年後に5,520円(税引前)を分配する計画です。(年利換算3.4%)
なお、リクープ売上高(5,000円の投資に対して、5,000円が分配される損益分岐点売上高)は、5,000,000円の計画です。
焼酎を通して、天草を知っていただき、天草酒造の焼酎を「飲んでみたい」、天草を「訪れたい」と天草という地域を想っていただける方をお待ちしています。
プロジェクトで実現したいこと
▲合名会社 天草酒造 代表 平下豊氏
平下氏
「あくまで、私の個人的な考えですが、生まれ故郷の天草市新和町の宮南地区には、20年後、もしかしたら10年後には、自分や天草酒造しか残っていないかも知れません。
しかし、かつて畑であった耕作放棄地はたくさん存在しており、やり方次第では、何かできることがあるのではないかと考えています。
豊かな自然や環境、土地を活用した農業や漁業をしながら、新和町に人が住み、生活していける環境をつくるきっかけとしたい。
そして、天草酒造があることによって、耕作放棄地の解消・質の高い・単価の良い焼酎造り・原材料の地産地消を可能にし、担い手が一人でも二人でも増えて、この地域に残るということを実現したいと思い描いています。
そして、熊本県の西にある天草という地を知っていただくこと、天草を訪れていただくこと、天草を好きになっていただくことのきっかけになればと思います。」
天草について
熊本県の西部に位置する天草は、青い海に囲まれた、大小120余の島々からなる諸島です。
九州本土とは天草五橋と呼ばれる5つの橋で結ばれ、一年中楽しむこと のできるイルカウォッチングや日本最大級の肉食恐竜の化石が発見された恐竜の島などがあり、自然と文化に育まれた島々です。
また、﨑津集落は、禁教下に仏教、神道、キリスト教と共存しながら信仰を続けた集落として評価され「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の1つとして世界文化遺産に認定されました。
▲KANPAI AMAKUSAから見た風景
※KANPAI AMAKUSA:2021年5月にオープンした天草酒造に隣接するカフェ兼ショップ
天草に対する想い
平下氏
まずは、自分の生まれ故郷であること。
偽善者になるつもりはありません。うちの焼酎を売ろうとしたら、天草島の発展が大事なんです。これは逆でも良い。
天草の島が世界中で死ぬまでに一度は行ってみたい島みたいな感じになると自社の焼酎も売れるし、焼酎を使って、牽引していきたい。
いいところもいっぱいあるけど、好かん人間もいっぱいおるし、田舎の人間はおもてなしが凄いなんて思ったことない。足の引っ張り合いも多いのが田舎。
それでも次の世代につなげていかなくてはいけない。親父は次につないでくれました。
だからこそ、私たちがちゃんと種まきをして、次の世代が魅力を感じるようなことをやっていかなくてはいけない。
自分は、焼酎を通してでないとそれができない。世界中に名をとどろかすような焼酎を造って、MADE IN AMAKUSAを売っていきたいと思います。」
天草酒造について
天草酒造は、1899年(明治32年)創業。熊本県天草市に存在する唯一の酒造蔵です。
池ノ露合名会社として焼酎造りを始め、熊本・長崎・鹿児島の3県の文化が混ざり合う独自の地理的環境から、創業当時は芋焼酎蔵としてスタート。鹿児島県の長島地区から杜氏を迎え、船でさつま芋を運んで芋焼酎を製造していました。
その後、減圧蒸留による米で造る淡麗な米焼酎が人気を集めたことから、昭和55年に芋焼酎の仕込みを断念し、減圧蒸留による純米焼酎「天草」一本で新たな合名会社天草酒造として再スタート。
現在は、米焼酎「天草」の他にも芋焼酎「池の露」や麦焼酎「特酎麦製天草」などを製造しています。
酒造りへのこだわり
平下氏
「一言でいえば、真面目に造るということ。
技術や小手先などごまかすことではなく、この地域を表現できる焼酎にしたいんです。
東京で飲んだ人、香港で飲んだ人、アメリカで飲んだ人が天草に行ってみたいと思うような人の心を打つ焼酎造りをしないと記憶に残らないと思います。
自然通風の蔵で、海からの風をふんだんに取り入れて、麹を仕込み、天草の夏・秋・冬を感じられる、ここでしかできない焼酎造りを極めることを目指したい。
そういう意味で、今回のプロジェクトは、全てをこの天草で完結することができる天草酒造にしかできない焼酎造りかもしれません。」
新しく製造する芋焼酎
今回、新しく製造する焼酎は、耕作放棄地を復活させ、無農薬で栽培した安納芋と紅はるかを原材料とした焼酎を製造する予定です。
製造を予定する本数は、2,500本程度。
小さい仕込みであるからこそできる特徴的な焼酎に仕上げていきたいと思います。
度数も高く、一般的に飲まれている焼酎より濃い、味わいの濃厚な焼酎をお届けします。
▲KANPAI AMAKUSAで販売している焼酎
資金の使い道
皆様からの出資金は、サツマイモを植える耕作放棄地の整備や芋焼酎を製造・販売する運転資金に充当させていただきます。
*1 資金使途の実際支出額が想定を下回った場合には、残額を人件費として使用します。
スケジュール(予定)
2022年3月頃:耕作放棄地の整備
2022年5月頃:サツマイモの栽培開始
2022年11月頃:サツマイモの収穫と同時に焼酎の製造開始(製造後熟成)
※出資者限定特典として、2022年11月下旬に新焼酎を楽しむ会を開催予定
2024年1月頃:新芋焼酎の販売を開始
2025年3月末:売上実績に応じた分配金支払い
事業計画について
本ファンドの事業計画は、以下の通りです。
今回、整備する耕作放棄地で収穫を見込むサツマイモは約3tです。
4合瓶換算で約2,500本程度の芋焼酎の製造を見込みます。
事業計画は、販売単価を約2,500円と設定し、会計期間3年間で6,250,000円の売上高を想定しております。
損益分岐点売上高は、5,000,000円。
事業計画達成時の税引前償還率は、110.4%(年利換算3.4%)と設定しております。
メッセージ
是非、一度天草に訪ねて来てください。
天草酒造では、ケーナという新聞を発刊していますが、「ケーナ」とは天草弁で「おいでよ」を意味します。百聞は一見に如かずです。
今回のプロジェクトを通して、「天草ってどんな島なんだろう」、「コロナ禍が終息したらまず行ってみたいよね」と思ってもらえると嬉しいですし、私たちはいつでも待ち構えています。
焼酎だけでなく、天草という島に興味を持ってもらえるように頑張ります。
出資者特典
本プロジェクトへ出資いただいた皆様には、出資口数に応じた特典を提供させていただきます。
1口以上:KANPAI AMAKUSAで使えるワンドリンクサービス券
注意:2口以上購入された場合もサービス券は1枚となります。
※KANPAI AMAKUSAとは、2021年5月にオープンした天草酒造に隣接するカフェ兼ショップ
3口以上:上記に加え、出資者限定イベント「芋掘り」へのご招待(投資家一人当たり4名まで)
2022年11月頃の開催を予定しています。
※希望者多数の場合は、抽選となる場合がございます。
5口以上:上記に加え、出資者限定イベント「新焼酎を楽しむ会」へのご招待
2022年11月下旬頃の開催を予定しています。
10口:上記に加え、プロジェクトで製造する新ブランド芋焼酎 4合瓶1本
2024年2月頃郵送にてお届けいたします。
※2021年10月4日 ファンドの説明内容を一部追記いたしました。
【営業者】
本匿名組合の事業を行う営業者の概要は、次のとおりです。(2021年8月31日現在)
【取扱者】
本匿名組合契約の出資募集および契約締結の取扱い、本匿名組合契約の管理運営、匿名組合員へのIR業務等を委託する会社の概要は、次の通りです。(2021年8月31日現在)
- 2024年2月14日 17:00「池の露・土着」完成のご報告と関連イベントについて
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いつも大変お世話になっております。
天草酒造では、5年ほど前から耕作放棄地を利用して焼酎の原料用の、さつま芋を無農薬にて栽培しています。
その後、始まったコロナ禍と芋の病気問題。特に芋の病気に関しては先が見えず、どうなるんだろうと不安に苛まれました。
しかし、今までの会社の気風通り、逆風はチャンス。この際、全量を自社で栽培出来る会社になろうと決意しました。また、過疎化と高齢化が進む田舎において、私達が農業に取り組むことによって、地域や里山を守ることにも繋がると確信しております。
その取り組みの中で2021年に全量自社栽培の池の露の製造が出来ました。天草の農作物、天草の水、そして、この天草で営々と続けてきた、手仕事。ここ天草でしか出来ない焼酎が出来たと思っております。
農業から始まる焼酎造り。地域に根付いた「土着」な焼酎造りを目指して、邁進してまいります。
小さくても、この地域を支え、世界中が注目してくれる力強い、そんな焼酎になりたいと考えております。
何卒、よろしくお願い致します。
そして、今回の土着のラベルは、武蔵野美術大学の学生と卒業生にデザインしていただきました。
5人の学生と一年かけて準備してきました。彼らの天草への熱い思いも一緒にお届け出来ればと思っています。このデザインに関しては、こちらを見ていただければ幸いです。
合名会社 天草酒造 平下豊
また、2024年2月20日からの販売開始にあたり、武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス共創スタジオ(MUJIcom武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス)において展示および関連イベントを実施します。
2024年2月22日(木)18:00からはトークイベント+試飲会もおこないますので、詳細やお申込みにつきましては以下リンクからご確認ください。
- 2022年10月7日 12:00現状のご報告
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10月に入り、いよいよ秋めいてまいりましたが、皆さまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
多くの皆様にご支援頂きました本プロジェクト(耕作放棄地を活用した芋の栽培、収穫した芋を原料とした新たなブランドの芋焼酎を生産する事業)ですが、順調に進捗しております。
現在、芋の収穫も始まっており、収穫した安納芋と紅はるかを原料とした芋焼酎2,500本程の製造を目指します。
2023年秋頃には、度数が高く、濃厚な味わいの焼酎に仕上がる予定ですので、楽しみにして頂ければと思います。
「焼酎を通して天草の魅力を全国へ」という天草酒造の理念の下、ひとりでも多くの皆さまが焼酎を飲んで天草の魅力を知り、天草に興味を持ち、天草を訪れていただけるよう、引き続き、精進して参ります。
皆様には、引き続きご支援の程よろしくお願いいたします。合資会社天草酒造
- 2021年12月27日 11:00天草でKANPAIファンド2021より御礼
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「天草でKANPAIファンド2021」にご出資いただいた皆様へ。
この度は弊社の耕作放棄地を活用した芋生産への取り組みについて、たくさんの支援をいただき誠にありがとうございます。
また勇気つけられるコメントもたくさんいただき本当に感謝しております。
当蔵の理念として、「焼酎を通して天草の魅力を全国へ」を掲げております。
年々、高齢化と過疎が進む故郷に少しでもできる事はないかと今回のファンドを考えました。
焼酎製造を通して皆様に天草の魅力を知っていただき、一人でも多くの方に天草を知っていただきたいのです。
耕作放棄地を解消し、活力のある田舎にしていきます。
是非一度天草を訪問していただき、綺麗になって行く様子を見ていただければ幸いです。
合名会社 天草酒造
代表 平下豊 - 2021年9月30日 17:00ファンド募集開始のお知らせ
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熊本県天草市新和町で122年間焼酎を造り続けてきた「天草酒造」が、耕作放棄地を整備して育てるサツマイモを原料として全て天草産の芋焼酎を製造するための投資を募集します!
焼酎を通して、天草を知っていただき、天草酒造の焼酎を「飲んでみたい」、天草を「訪れたい」と天草という地域を想っていただける方をお待ちしています!
- forum出資者コメント
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熊本県 2021.12.30天草を一緒に盛り上げましょう!埼玉県 2021.12.1いつも美味しい焼酎をありがとうございます。応援してます。熊本県 2021.12.1絶景のカフェでいただいた焼酎も最高でした。天草の魅力を全国に広めて行ってください!応援しております。熊本県 2021.11.25芋の池の露も米の天草も愛飲しております。この企画も楽しみです。天草酒造のご発展を祈念いたします。熊本県 2021.11.22新和から天草を盛り上げてください。平下君の活躍に刺激を受けてます。熊本県 2021.10.23平下社長の地元への想いに共感してます。東京都 2021.10.22いつも近くの酒屋さんで買わせて頂いてます!美味い焼酎期待しております!熊本県 2021.10.17好評のご様子、多数の方の応募のため最小単位とさせて頂きます。大成功を祈っています。福岡県 2021.10.16福岡から応援します。熊本県 2021.10.16愉しい天草にしていきましょう!
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